ある所に寄木が流れてきた。島の人が夜釣をして、その寄木のかたわらに住んでいた。寄木の神が村へ上がってきて、ある家に宿を貸してくれるように頼んだ。ところが、その家では男の子が生まれていて、寄木の神を追い払った。それで寄木の主は、こんな人情のない人間には何の得も授けないで、ニワトリくらいの得を授けようと言った。そして東の村の方へ行くと女の子が生まれていて、その家では貧しいながらももてなしてくれたので、金持ちになるような得を授けた、という話を寄木の主が話しているのを男は聞いていた。家へ帰ってみると男の子が生まれていて、東の村では女の子が生まれていた。男は寄木の神の話を聞いていたので、自分の子と東の村の子を結婚させようと相談を持ちかけ、そのようになった。しかし男の子が贅沢だったので、2人は離縁してしまった。それで男の子の方は何も食べられない状態にいたので、再び相談して、元の立派な生活をしたという。このことから、海の方から得が授かるということがいわれている。
| レコード番号 | 47O234119 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C215 |
| 決定題名 | 産神問答(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 寄木の主の話 |
| 話者名 | 花城三郎 |
| 話者名かな | はなしろさぶろう |
| 生年月日 | 19121104 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 多良間村塩川 |
| 記録日 | 19780808 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 多良間T01B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 寄木,東の村と西の村,海の寄木,東の村と西の村,海の幸, |
| 梗概(こうがい) | ある所に寄木が流れてきた。島の人が夜釣をして、その寄木のかたわらに住んでいた。寄木の神が村へ上がってきて、ある家に宿を貸してくれるように頼んだ。ところが、その家では男の子が生まれていて、寄木の神を追い払った。それで寄木の主は、こんな人情のない人間には何の得も授けないで、ニワトリくらいの得を授けようと言った。そして東の村の方へ行くと女の子が生まれていて、その家では貧しいながらももてなしてくれたので、金持ちになるような得を授けた、という話を寄木の主が話しているのを男は聞いていた。家へ帰ってみると男の子が生まれていて、東の村では女の子が生まれていた。男は寄木の神の話を聞いていたので、自分の子と東の村の子を結婚させようと相談を持ちかけ、そのようになった。しかし男の子が贅沢だったので、2人は離縁してしまった。それで男の子の方は何も食べられない状態にいたので、再び相談して、元の立派な生活をしたという。このことから、海の方から得が授かるということがいわれている。 |
| 全体の記録時間数 | 4:19 |
| 物語の時間数 | 4:19 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |