与儀のハンダ―スー(共通語)

概要

昔は、士族と平民がいて、与儀のハンダ―スーは平民を可愛がる人であった。平安座で土地を分配する時に、士族は上等な土地をとり、悪い土地を百姓に与えた。そこでハンダ―は氏族に文句を言ったそうで、それを聞いた与勝の人々はハンダ―スーを綱でくびってある家の庭のガジュマルの木にくびって覆面をさせ、叩いたり殴ったりして苛めた。その後、平安座の前の浜から八重山に島流しにするために船に乗せ出発しようとする時に、「私は百姓が可愛くてやっただけで、何も悪いことはしていない。私に反対して島流しをするな。私は平安座に向かって歌う歌があるから、船を平安座に向けなさい」と言って、船を向かわせて『ちびくちやちみて、中や蔵立てて あたらしが百姓あがいなすさ』と歌って八重山に流された。ハンダ―スーは平安座に妻子もいたが、八重山でも女と子供ができた。長年経ってハンダ―スーが平安座に帰ろうとした時、八重山の妻が「あなたが帰り、向こうで住むなら私の持たせた物を食べなさい。戻って来るからそのまま持って来なさい」と言った。ハンダ―スーは後妻も可愛がっていたので、食べずに持って帰り、そこで鳥に与えると、それには毒が入っていて鳥は死んだ。

再生時間:7:21

民話詳細DATA

レコード番号 47O412002
CD番号 47O37C076
決定題名 与儀のハンダ―スー(共通語)
話者がつけた題名
話者名 安谷屋ミツ
話者名かな あだにやみつ
生年月日 19131219
性別
出身地 与那城村平安座
記録日 19870801
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T18A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 士族,平民,与儀のハンダ―スー,平安座,土地分配,苛めた,八重山に島流し,妻子,後妻,毒
梗概(こうがい) 昔は、士族と平民がいて、与儀のハンダ―スーは平民を可愛がる人であった。平安座で土地を分配する時に、士族は上等な土地をとり、悪い土地を百姓に与えた。そこでハンダ―は氏族に文句を言ったそうで、それを聞いた与勝の人々はハンダ―スーを綱でくびってある家の庭のガジュマルの木にくびって覆面をさせ、叩いたり殴ったりして苛めた。その後、平安座の前の浜から八重山に島流しにするために船に乗せ出発しようとする時に、「私は百姓が可愛くてやっただけで、何も悪いことはしていない。私に反対して島流しをするな。私は平安座に向かって歌う歌があるから、船を平安座に向けなさい」と言って、船を向かわせて『ちびくちやちみて、中や蔵立てて あたらしが百姓あがいなすさ』と歌って八重山に流された。ハンダ―スーは平安座に妻子もいたが、八重山でも女と子供ができた。長年経ってハンダ―スーが平安座に帰ろうとした時、八重山の妻が「あなたが帰り、向こうで住むなら私の持たせた物を食べなさい。戻って来るからそのまま持って来なさい」と言った。ハンダ―スーは後妻も可愛がっていたので、食べずに持って帰り、そこで鳥に与えると、それには毒が入っていて鳥は死んだ。
全体の記録時間数 7:37
物語の時間数 7:21
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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