ハヂチ由来(共通語)

概要

沖縄の王様の王妃(おうひ)の乗った船が遭難(そうなん)して、鹿児島に着いたそうです。それで、鹿児島の王様がこの王妃を望んでね。「沖縄から美人が来てるから、わしのところへ連れてこい。」と言われた。王妃はびっくりして、これは王様のところに行ったら、妾(ゆーべー)になってしまうと言って、非常に心配したそうです。そしたら、そのころ、鹿児島にいた琉球王府の偉い役人が、王妃に、「一夜の内に、ここにハヂチを突きなさい。」と教えたので、王妃はハヂチを突いたそうです。そして、王妃は鹿児島の王様の前に呼び出されて、杯を交わした。そのときにハヂチが見えてね、「あぁ、これは美人であると思っておったが、なんだその手は。」と思って、鹿児島の王様は、「妾にはできない。」と言って、やめさせた。それで、この王妃は免(まぬが)れたそうですよ。それから始まって、女が夫を持つときは、貞操(ていそう)を守るためにハヂチを突いたそうです。夫がおる者といない者とは、これで分かるということでね

再生時間:2:35

民話詳細DATA

レコード番号 47O411524
CD番号 47O37C055
決定題名 ハヂチ由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 山里清順
話者名かな やまざとせいじゅん
生年月日 18970715
性別
出身地 与那城村饒辺
記録日 19870301
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T27A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 よなぐすくの民話P408
キーワード ,沖縄の王様の王妃,船が遭難,鹿児島の王様,美人,ハヂチ
梗概(こうがい) 沖縄の王様の王妃(おうひ)の乗った船が遭難(そうなん)して、鹿児島に着いたそうです。それで、鹿児島の王様がこの王妃を望んでね。「沖縄から美人が来てるから、わしのところへ連れてこい。」と言われた。王妃はびっくりして、これは王様のところに行ったら、妾(ゆーべー)になってしまうと言って、非常に心配したそうです。そしたら、そのころ、鹿児島にいた琉球王府の偉い役人が、王妃に、「一夜の内に、ここにハヂチを突きなさい。」と教えたので、王妃はハヂチを突いたそうです。そして、王妃は鹿児島の王様の前に呼び出されて、杯を交わした。そのときにハヂチが見えてね、「あぁ、これは美人であると思っておったが、なんだその手は。」と思って、鹿児島の王様は、「妾にはできない。」と言って、やめさせた。それで、この王妃は免(まぬが)れたそうですよ。それから始まって、女が夫を持つときは、貞操(ていそう)を守るためにハヂチを突いたそうです。夫がおる者といない者とは、これで分かるということでね
全体の記録時間数 3:34
物語の時間数 2:35
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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