これは、お父さんからよく聞いた話です。シシ浮原(うきばる)の小島に大木が流れてきたので、当時の勝連間切りの人々は、その大木で間切り役場を建設しようと計画しておったそうですよ。ところが、時の公儀(くーじ)から、「この木は、お前らが使ってはいけないぞ。」と言われてしまって、仕方がないから言われたままに、首里御主前(うすめー)に届けることになってしまってね。屋慶名の浜、西原、与那城、南風原を通って、首里に届けたそうです。そこで、首里王府ではこれをきれいに製材して、首里城の左、右の両方を板張りしてね。御主加那志(うすがなしー)と親方、上役が通る道として板を張って、とても見事に飾ってあったということです。また、こんな歌もあります。「シシトウ浮原(うきばる)に屋久(やく)ちゃ木(ぎ)ぬ寄(ゆ)たん (シシトゥ浮原に屋久杉が寄ってきた) あやじょうちりあかす シシぬ屋久ちゃ。(首里城を明るくするほどの屋久杉だ)」
| レコード番号 | 47O411310 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C045 |
| 決定題名 | 浮原島に漂着した大木(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 平安座蒲安 |
| 話者名かな | へんざかまやす |
| 生年月日 | 19100702 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 与那城村屋慶名 |
| 記録日 | 19861214 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T18A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | お父さんから聞いた。 |
| キーワード | シシ浮原,大木,勝連間切り,首里御主前, |
| 梗概(こうがい) | これは、お父さんからよく聞いた話です。シシ浮原(うきばる)の小島に大木が流れてきたので、当時の勝連間切りの人々は、その大木で間切り役場を建設しようと計画しておったそうですよ。ところが、時の公儀(くーじ)から、「この木は、お前らが使ってはいけないぞ。」と言われてしまって、仕方がないから言われたままに、首里御主前(うすめー)に届けることになってしまってね。屋慶名の浜、西原、与那城、南風原を通って、首里に届けたそうです。そこで、首里王府ではこれをきれいに製材して、首里城の左、右の両方を板張りしてね。御主加那志(うすがなしー)と親方、上役が通る道として板を張って、とても見事に飾ってあったということです。また、こんな歌もあります。「シシトウ浮原(うきばる)に屋久(やく)ちゃ木(ぎ)ぬ寄(ゆ)たん (シシトゥ浮原に屋久杉が寄ってきた) あやじょうちりあかす シシぬ屋久ちゃ。(首里城を明るくするほどの屋久杉だ)」 |
| 全体の記録時間数 | 6:26 |
| 物語の時間数 | 5:50 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |