平安座ハッタラーの米担ぎ(共通語)

概要

私が聞いた話だが、米俵の話だよ。あのころは、食料はテンマ船で運搬しよったそうだ。それで、平安座(へんざ)ハッタラーという力持ちが、米俵の奪い合いをしたときに、百俵あった米を全部自分の船に担ぎ込んだそうだよ。あのころの俵は一つ百五十斤あるんだがね。それを全部積み込んだというんだな。それで、百俵取ったから、ハッタラー(百表)という名がついたそうだ。また、ヒートゥイ石の話だが、具志川のヤマブシの平良川(てーらがー)という人がですね、平安座ハッタラーのところへ、力勝負に来ておったそうだ。あいにく平安座ハッタラーは留守だったんだが、奥さんがヒートゥイ石を持ってきて、「さ、どうぞ。」と言った。平良川はそれを見てびっくりして、「これもう、妻でもこんな力持ちだったら、このハッタラーという人はどんな人か分からん。」て言って、「いつかまた、日を改めて来ますから。」と言って、それっきり来なかったという話だ。

再生時間:1:15

民話詳細DATA

レコード番号 47O411194
CD番号 47O37C040
決定題名 平安座ハッタラーの米担ぎ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 平良主計
話者名かな たいらしゅけい
生年月日 19171120
性別
出身地 与那城村饒辺
記録日 19861123
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T14A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 よなぐすくの民話P266
キーワード 米俵,テンマ船,平安座ハッタラー,力持ち,百俵,ヒートゥイ石,具志川のヤマブシ,力勝負,奥さん
梗概(こうがい) 私が聞いた話だが、米俵の話だよ。あのころは、食料はテンマ船で運搬しよったそうだ。それで、平安座(へんざ)ハッタラーという力持ちが、米俵の奪い合いをしたときに、百俵あった米を全部自分の船に担ぎ込んだそうだよ。あのころの俵は一つ百五十斤あるんだがね。それを全部積み込んだというんだな。それで、百俵取ったから、ハッタラー(百表)という名がついたそうだ。また、ヒートゥイ石の話だが、具志川のヤマブシの平良川(てーらがー)という人がですね、平安座ハッタラーのところへ、力勝負に来ておったそうだ。あいにく平安座ハッタラーは留守だったんだが、奥さんがヒートゥイ石を持ってきて、「さ、どうぞ。」と言った。平良川はそれを見てびっくりして、「これもう、妻でもこんな力持ちだったら、このハッタラーという人はどんな人か分からん。」て言って、「いつかまた、日を改めて来ますから。」と言って、それっきり来なかったという話だ。
全体の記録時間数 1:25
物語の時間数 1:15
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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