後生の使い(シマグチ)

概要

テーラシカマグチという人の話だよ。昔は、誰が死ぬらしいよっていうと、後生(ぐそー)の使いの者たちは、「今日はどこに行って人間の命を取ってこいよ。」と言いつけられて行くわけだね。そしたら、このテーラシカマグチが馬に乗って行くときに、後生の使いの者とばったり会ったので、聞いたそうだ。「あんたたちはどこに行くのか。」「実は、テーラシカマグチの家に行くんだよ。」「どうして。」「あれはもう死ぬ時期になっているので、あれの魂を取ってこいと言われたからさ。」「あぁ、これは私のことだ。これはどうしたら避けられるのか。」と言ったら、「とにかく、二重箱(たじゅーばく)を作って、門に飾ったら避けられるよ。」と教えたので、テーラシカマグチは二重箱を作って、門に飾ってたって。テーラシカマグチの家に来た後生の使いの者は、これを見て戻って行ったそうだ。門に飾り出すのはこのときかららしいよ。

再生時間:1:56

民話詳細DATA

レコード番号 47O411147
CD番号 47O37C038
決定題名 後生の使い(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 大里昇
話者名かな おおざとのぼる
生年月日 19110725
性別
出身地 与勝町平敷屋
記録日 19861123
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T12A14
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 よなぐすくの民話P458
キーワード テーラシカマグチ,後生,魂,二重箱
梗概(こうがい) テーラシカマグチという人の話だよ。昔は、誰が死ぬらしいよっていうと、後生(ぐそー)の使いの者たちは、「今日はどこに行って人間の命を取ってこいよ。」と言いつけられて行くわけだね。そしたら、このテーラシカマグチが馬に乗って行くときに、後生の使いの者とばったり会ったので、聞いたそうだ。「あんたたちはどこに行くのか。」「実は、テーラシカマグチの家に行くんだよ。」「どうして。」「あれはもう死ぬ時期になっているので、あれの魂を取ってこいと言われたからさ。」「あぁ、これは私のことだ。これはどうしたら避けられるのか。」と言ったら、「とにかく、二重箱(たじゅーばく)を作って、門に飾ったら避けられるよ。」と教えたので、テーラシカマグチは二重箱を作って、門に飾ってたって。テーラシカマグチの家に来た後生の使いの者は、これを見て戻って行ったそうだ。門に飾り出すのはこのときかららしいよ。
全体の記録時間数 1:56
物語の時間数 1:56
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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