具志川とヒジャジョ―(シマグチ)

概要

昔、具志川(ぐしちゃー)ヒジャジョーというウスメーがいた。ある日、具志川ヒジャジョーが伝馬船 (てんません)を持っている船頭(せんどう)のところにやってきて、伝馬船の一杯の材料を買うと言ったって。船頭は、「きたない恰好をしたウスメーが、この船の一杯の材料を買いきれるものか。」と、大変おかしく思って、「いくらで売りますよ。」と言った。そしたら、具志川ヒジャジョーは、「とぉ、それなら、これだけで売るなら私に譲ってくれ。」と言って買ったって。船頭は驚いてね。本当に買いきれるのかと、具志川ヒジャジョーの家まで一緒に行ったって。それが本当だったので、船頭は山原(やんばる)に帰って、友達に、「驚かされたよ。具志川の下のフクター着(ち)やーには気をつけなさいよ。」と話したそうだ。これはシトゥタンメーから聞いた話。

再生時間:1:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O410786
CD番号 47O41C026
決定題名 具志川とヒジャジョ―(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 兼城トミ
話者名かな かねしろとみ
生年月日 19130610
性別
出身地 与那城村照間
記録日 19861125
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T02A14
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 舅から聞いた。
文字化資料 よなぐすくの民話P372
キーワード 具志川ヒジャジョー,ウスメー,伝馬船
梗概(こうがい) 昔、具志川(ぐしちゃー)ヒジャジョーというウスメーがいた。ある日、具志川ヒジャジョーが伝馬船 (てんません)を持っている船頭(せんどう)のところにやってきて、伝馬船の一杯の材料を買うと言ったって。船頭は、「きたない恰好をしたウスメーが、この船の一杯の材料を買いきれるものか。」と、大変おかしく思って、「いくらで売りますよ。」と言った。そしたら、具志川ヒジャジョーは、「とぉ、それなら、これだけで売るなら私に譲ってくれ。」と言って買ったって。船頭は驚いてね。本当に買いきれるのかと、具志川ヒジャジョーの家まで一緒に行ったって。それが本当だったので、船頭は山原(やんばる)に帰って、友達に、「驚かされたよ。具志川の下のフクター着(ち)やーには気をつけなさいよ。」と話したそうだ。これはシトゥタンメーから聞いた話。
全体の記録時間数 1:33
物語の時間数 1:12
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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