この雨蛙(アマガク)の子は親の言うことはちっとも聞かなくて、反対のことばかりしたそうだ。あそこへ行きなさいと言ったらこっちへ行って、下駄をはきなさいと言ったら裸足になってね。それで、親は、 「こいつはいつも反対のことばかりやるから、私が死んでも反対のことをやってしまう。『山に葬りなさいよ』と言ったら、またこいつは反対に川原に葬るはずだから。」と思ってね。「私が死んだら川の傍に葬りなさい。」と言ったんだ。そう子供に教えたら子供はそればかりは守ってよ、そのときばかりは川の傍に葬ったって。それで、大雨が降ると「私の親は流されてしまうなあ。」と、それを心配して雨蛙は鳴くという話はよく聞かされましたよ。
| レコード番号 | 47O410775 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C025 |
| 決定題名 | アマガクの親不孝(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 照屋守繁 |
| 話者名かな | てるやしゅはん |
| 生年月日 | 19111110 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 与那城村照間 |
| 記録日 | 19861125 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T02A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | よなぐすくの民話P51 |
| キーワード | 雨蛙,親,反対,下駄,裸足,山に葬りなさい,川原に葬る,大雨,親は流されてしまう |
| 梗概(こうがい) | この雨蛙(アマガク)の子は親の言うことはちっとも聞かなくて、反対のことばかりしたそうだ。あそこへ行きなさいと言ったらこっちへ行って、下駄をはきなさいと言ったら裸足になってね。それで、親は、 「こいつはいつも反対のことばかりやるから、私が死んでも反対のことをやってしまう。『山に葬りなさいよ』と言ったら、またこいつは反対に川原に葬るはずだから。」と思ってね。「私が死んだら川の傍に葬りなさい。」と言ったんだ。そう子供に教えたら子供はそればかりは守ってよ、そのときばかりは川の傍に葬ったって。それで、大雨が降ると「私の親は流されてしまうなあ。」と、それを心配して雨蛙は鳴くという話はよく聞かされましたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:31 |
| 物語の時間数 | 1:17 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |