山神と童子(シマグチ)

概要

母と息子があった。息子は山で木を切る仕事をするが、家から遠いので弁当を持って行くことになった。ところが昼時になってみると弁当がなくなっている。翌日もなくなっているので、三日目には弁当を二つ持って行った。それでも二つともなくなるので、三日目には弁当を持たずに仕事に行った。すると翁が現れて、「あなたの弁当を食べたのは私だ。しかし、それを怒りもせず、他言もしなかった。今度はナナキジャイ(天)に招待しよう。南の方角に歩き続け、日が暮れた所で宿を取り、人の頼み事は何でも引き受けなさい。」と言った。息子は沖縄の言葉通り出かけ、九年母の実のならない理由、金持ちの娘が物を言わなくなった理由、そして天から川に落ちて昇天するためには竜が持っているヌブシの玉の二つのうち一つを息子が貰うこと、娘の口が利けるようになるには娘の結婚相手が現れる時、九年母の実がならないのは根元に黄金のカメが埋まっているので、それを掘り出して息子と半分ずつ分ける事だと教えられる。息子はヌブシのタマを持ち、金持ちの家でナナキジャイで聞いた通りに話し出すと、娘が呼びとめたので娘と結婚することになり、九年母の木の下の黄金も手に入り、母親も一緒に幸福に暮した。

再生時間:11:14

民話詳細DATA

レコード番号 47O410498
CD番号 47O41C010
決定題名 山神と童子(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 新里浜安
話者名かな しんざとはまやす
生年月日 18890412
性別
出身地 勝連村字浜
記録日 19720803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T12A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類
発句(ほっく) んかし、とーばなしやしが
伝承事情
文字化資料 ペルーで唐人から聞いた。
キーワード 母と息子,山で木を切る仕事,弁当,翁,ナナキジャイ,頼み事,九年母の実のならない理由,金持ちの娘が物を言わなくなった理由,天から川に落ちて昇天,竜,ヌブシの玉,根元に黄金のカメ,娘と結婚
梗概(こうがい) 母と息子があった。息子は山で木を切る仕事をするが、家から遠いので弁当を持って行くことになった。ところが昼時になってみると弁当がなくなっている。翌日もなくなっているので、三日目には弁当を二つ持って行った。それでも二つともなくなるので、三日目には弁当を持たずに仕事に行った。すると翁が現れて、「あなたの弁当を食べたのは私だ。しかし、それを怒りもせず、他言もしなかった。今度はナナキジャイ(天)に招待しよう。南の方角に歩き続け、日が暮れた所で宿を取り、人の頼み事は何でも引き受けなさい。」と言った。息子は沖縄の言葉通り出かけ、九年母の実のならない理由、金持ちの娘が物を言わなくなった理由、そして天から川に落ちて昇天するためには竜が持っているヌブシの玉の二つのうち一つを息子が貰うこと、娘の口が利けるようになるには娘の結婚相手が現れる時、九年母の実がならないのは根元に黄金のカメが埋まっているので、それを掘り出して息子と半分ずつ分ける事だと教えられる。息子はヌブシのタマを持ち、金持ちの家でナナキジャイで聞いた通りに話し出すと、娘が呼びとめたので娘と結婚することになり、九年母の木の下の黄金も手に入り、母親も一緒に幸福に暮した。
全体の記録時間数 12:58
物語の時間数 11:14
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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