渡嘉敷ペークが、公儀(くーじ)からの命令で、唐に留学したそうですよ。あんまり勉強ができたので、唐の先生から沖縄への土産として、黄金を貰ったそうですね。それで、ペークは、黄金をもらって帰る場合に、航海中、その黄金の番をすると言ってもう心配して眠れない。仲間に取られはしないかといってね。これ置いてあったらあまりいかんなあと、ほっておけと海に投げたそうですね。それで、ペークは、沖縄帰ってきて、家に着いたから、妻に、「だあ、私は黄金を捨てて損したから今日は損したお祝いするから、町で魚買っておいで。」って言ったって。大きなミーバイを、妻が買ってきて、腹をあけたら、捨てたその黄金を、ミーバイが飲んであるらしいんですよ。それで、ペークは、妻に、「やっぱし、一度入った徳は捨てても捨てられるもんじゃないねえ。」と言って、マギスーギをしたらしい。だからね、沖縄では、このときから、「黄金とぅめーてぃ黄金いーり(黄金を探して、黄金を得る)。」という言葉があるらしいんだよ。
| レコード番号 | 47O410428 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C007 |
| 決定題名 | 渡嘉敷ペークー 黄金(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉英秀 |
| 話者名かな | ひがえいしゅう |
| 生年月日 | 19030503 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 与那城村宮城島池味 |
| 記録日 | 19720806 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T8B06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 渡嘉敷ペーク,公儀,唐に留学,勉強ができた,唐の先生,沖縄への土産,黄金,海に投げた,大きなミーバイ |
| 梗概(こうがい) | 渡嘉敷ペークが、公儀(くーじ)からの命令で、唐に留学したそうですよ。あんまり勉強ができたので、唐の先生から沖縄への土産として、黄金を貰ったそうですね。それで、ペークは、黄金をもらって帰る場合に、航海中、その黄金の番をすると言ってもう心配して眠れない。仲間に取られはしないかといってね。これ置いてあったらあまりいかんなあと、ほっておけと海に投げたそうですね。それで、ペークは、沖縄帰ってきて、家に着いたから、妻に、「だあ、私は黄金を捨てて損したから今日は損したお祝いするから、町で魚買っておいで。」って言ったって。大きなミーバイを、妻が買ってきて、腹をあけたら、捨てたその黄金を、ミーバイが飲んであるらしいんですよ。それで、ペークは、妻に、「やっぱし、一度入った徳は捨てても捨てられるもんじゃないねえ。」と言って、マギスーギをしたらしい。だからね、沖縄では、このときから、「黄金とぅめーてぃ黄金いーり(黄金を探して、黄金を得る)。」という言葉があるらしいんだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:34 |
| 物語の時間数 | 1:26 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |