(かーばた)ツラーという人がいて、これもすごい美人だったらしいです。やっぱり昔は、美人はほとんど女中奉公で、沖縄の御殿(うどぅん)に連れられて行ったというんですね。やっぱりここで綺麗という人ですから、御殿の女中奉公行って帰ってきたら、食事から、服装とか行儀とか髪の結い方とか、それはもう雲泥の差が出てくるわけですからね。昔の人はそういう事情がわからなかったもんですから、川端ツラーもいろんな誤解を受けてですね。「どうもこれはおかしい」と。親兄弟もまっさきに世間体というのもあるわけでしょう。いろんな複雑な事情がでてきてね。周囲の人からはいろんな誤解がでるというので、妙な考え方が湧いてきたわけです。それで川端ツラーも、誤解からきたことが本物になったわけですね。「こいつがおっては、親兄弟の顔にかかわりがある。」と言うので、親兄弟が今の海中道路のつけ根に待っておって、ツラーが登ってくると棒で殴り殺したというんですよ。自分の兄弟、子を殺したという悲劇があったんですね。美人に生まれたのが宿命だったのかもしれないということですね。それで、悲惨な死に方を鎮めるために門中で崇めております。
| レコード番号 | 47O410382 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C005 |
| 決定題名 | 川端のツラー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 弥保三郎 |
| 話者名かな | やほさぶろう |
| 生年月日 | 18960211 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | - |
| 記録日 | 19720808 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T6B4 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | カーラバタツラー,美人,御殿,御殿の女中奉公,誤解,海中道路,棒で殴り殺した |
| 梗概(こうがい) | (かーばた)ツラーという人がいて、これもすごい美人だったらしいです。やっぱり昔は、美人はほとんど女中奉公で、沖縄の御殿(うどぅん)に連れられて行ったというんですね。やっぱりここで綺麗という人ですから、御殿の女中奉公行って帰ってきたら、食事から、服装とか行儀とか髪の結い方とか、それはもう雲泥の差が出てくるわけですからね。昔の人はそういう事情がわからなかったもんですから、川端ツラーもいろんな誤解を受けてですね。「どうもこれはおかしい」と。親兄弟もまっさきに世間体というのもあるわけでしょう。いろんな複雑な事情がでてきてね。周囲の人からはいろんな誤解がでるというので、妙な考え方が湧いてきたわけです。それで川端ツラーも、誤解からきたことが本物になったわけですね。「こいつがおっては、親兄弟の顔にかかわりがある。」と言うので、親兄弟が今の海中道路のつけ根に待っておって、ツラーが登ってくると棒で殴り殺したというんですよ。自分の兄弟、子を殺したという悲劇があったんですね。美人に生まれたのが宿命だったのかもしれないということですね。それで、悲惨な死に方を鎮めるために門中で崇めております。 |
| 全体の記録時間数 | 4:51 |
| 物語の時間数 | 4:51 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |