屋蔵大主 尚円王 逆田(共通語)

概要

もう若い時から美男子でね、優れた人であったそうですね。その人はね、仲田(なかだ)の出身地だからね、農業もやっていたですね。田んぼも、干ばつになった場合はね、仲田(なかだ)の村の女たちがね、夜水汲みに行ったそうですよ。そして、もう美男子だからね、そっちの女たちにも可愛がられて、水汲みに行くときはね、一緒に女を連れて来よったそうですね。そしてね、もう字の人はね、「ああ、この人は自分の田を良くして皆汲んである。」ということでね、周囲の字から狙われたそうですね。そして、いよいよ、「もうこの人は人の田圃から水を盗んで入れて、この人をこっちにおいたら、住民は大変になるから、この人を追い払わなければいけない。」と民衆がやっているわけよ。そして、その人もその話を聞かされたからね、「もうこっちにいたら大変だから、自分は逃げなければできない。」といって、くり舟に乗ってね、国頭奥間(くんじゃんうくまー)という所にたどり着いたそうですね。そして、この鍛冶屋(か じ やー)でね、もういろいろ仕事して、奥間鍛冶屋(うくまーかんじゃーやー)の娘かね、この方と縁故なされて、これからあとはもう首里に行くことができて、あっちで尚円王になったということですね。

再生時間:3:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O381369
CD番号 47O38C070
決定題名 屋蔵大主 尚円王 逆田(共通語)
話者がつけた題名
話者名 松堂松助
話者名かな まつどうまつすけ
生年月日 19010602
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋 
記録日 19850226
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村我喜屋 T28 A02 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 伊平屋村民話集 P 75
キーワード 仲田,干ばつ,国頭奥間,鍛冶屋,奥間鍛冶屋,首里,尚円王
梗概(こうがい) もう若い時から美男子でね、優れた人であったそうですね。その人はね、仲田(なかだ)の出身地だからね、農業もやっていたですね。田んぼも、干ばつになった場合はね、仲田(なかだ)の村の女たちがね、夜水汲みに行ったそうですよ。そして、もう美男子だからね、そっちの女たちにも可愛がられて、水汲みに行くときはね、一緒に女を連れて来よったそうですね。そしてね、もう字の人はね、「ああ、この人は自分の田を良くして皆汲んである。」ということでね、周囲の字から狙われたそうですね。そして、いよいよ、「もうこの人は人の田圃から水を盗んで入れて、この人をこっちにおいたら、住民は大変になるから、この人を追い払わなければいけない。」と民衆がやっているわけよ。そして、その人もその話を聞かされたからね、「もうこっちにいたら大変だから、自分は逃げなければできない。」といって、くり舟に乗ってね、国頭奥間(くんじゃんうくまー)という所にたどり着いたそうですね。そして、この鍛冶屋(か じ やー)でね、もういろいろ仕事して、奥間鍛冶屋(うくまーかんじゃーやー)の娘かね、この方と縁故なされて、これからあとはもう首里に行くことができて、あっちで尚円王になったということですね。
全体の記録時間数 3:26
物語の時間数 3:25
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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