無蔵水の話(シマグチ)

概要

無蔵水(ンゾミジ)というのは田名部落のうしろにある。そこで女が地機で布を織っていたというが、なるほどちょうど地機がおけるようなところがある。そこには水もある。女の夫が漁師だったか、行方不明になり帰って来なくなった。無蔵水は海の側で見晴らしもきいているので、そこで夫の帰りを待っていた。夫が戻らなくなって3年3ケ月だったが3ケ月だったか、待っていたということである。彼女は美人だったので、夫は帰らないのだからといいよる人がたくさんいた。しかしその女は夫が帰ることを信じて断り続けた。それから何年かたって夫は帰ってきた。そのことを歌った歌がある。「大田名(ウフダナ)ヌ後(クシ)ニ無蔵水(ンゾミジ)ヌアユン夫振(ウトゥフ)ユル女(イナグ)アリニアミシ」彼女に見習いなさいと言うことである。

再生時間:2:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O381179
CD番号 47O38C060
決定題名 無蔵水の話(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 根路銘実敬
話者名かな ねろめじっけい
生年月日 19140919
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字前泊
記録日 19800907
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村前泊 T22 A01 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 無蔵水,ンゾミジ,田名部落,地機,漁師,行方不明,歌,大田名
梗概(こうがい) 無蔵水(ンゾミジ)というのは田名部落のうしろにある。そこで女が地機で布を織っていたというが、なるほどちょうど地機がおけるようなところがある。そこには水もある。女の夫が漁師だったか、行方不明になり帰って来なくなった。無蔵水は海の側で見晴らしもきいているので、そこで夫の帰りを待っていた。夫が戻らなくなって3年3ケ月だったが3ケ月だったか、待っていたということである。彼女は美人だったので、夫は帰らないのだからといいよる人がたくさんいた。しかしその女は夫が帰ることを信じて断り続けた。それから何年かたって夫は帰ってきた。そのことを歌った歌がある。「大田名(ウフダナ)ヌ後(クシ)ニ無蔵水(ンゾミジ)ヌアユン夫振(ウトゥフ)ユル女(イナグ)アリニアミシ」彼女に見習いなさいと言うことである。
全体の記録時間数 3:38
物語の時間数 2:27
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP