馬の足跡(共通語)

概要

昔、この田名岬からはね、昔の唐船慶事(とうしんけいじ)とか何んとかという船を通さなかったそうだよ。だから、ある船頭さんがよ、ちょっと知恵出して、浜の白砂(しらしー)、砂ですよな、それを船の艫(とも)に飾って、「神様、こういう小さい島は、神の住むところではないから、大きな国へ渡って下さい。」と手を合わしたらね、そのときに神の乗る馬の足跡が岩に入っておって神様が別な島に渡ったから、それから、田名岬からは船が通れるようになったという話があるんです。これは、昔の神は伊平屋におって、この船頭さんの願いを聞いて、あの天の岩戸のすぐ入り口に馬を足跡を付けて、他の島に移ったんじゃないですか。それで、ここを船が通れるようになると、今の黒潮というやつは、田名岬から宮崎沖に黒潮が流れているというんだから、ここを通った船は、この潮に乗って、宮崎に行ったんじゃないですかね。

再生時間:1:13

民話詳細DATA

レコード番号 47O381136
CD番号 47O38C058
決定題名 馬の足跡(共通語)
話者がつけた題名
話者名 東江千代吉
話者名かな あがりえちよきち
生年月日 19050208
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋
記録日 19800908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村我喜屋 T20 A07 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 伊平屋村民話集 P 6
キーワード 田名岬,唐船慶事,船,船頭,知恵,白砂,艫,神様,馬の足跡,伊平屋,天の岩戸,黒潮,宮崎
梗概(こうがい) 昔、この田名岬からはね、昔の唐船慶事(とうしんけいじ)とか何んとかという船を通さなかったそうだよ。だから、ある船頭さんがよ、ちょっと知恵出して、浜の白砂(しらしー)、砂ですよな、それを船の艫(とも)に飾って、「神様、こういう小さい島は、神の住むところではないから、大きな国へ渡って下さい。」と手を合わしたらね、そのときに神の乗る馬の足跡が岩に入っておって神様が別な島に渡ったから、それから、田名岬からは船が通れるようになったという話があるんです。これは、昔の神は伊平屋におって、この船頭さんの願いを聞いて、あの天の岩戸のすぐ入り口に馬を足跡を付けて、他の島に移ったんじゃないですか。それで、ここを船が通れるようになると、今の黒潮というやつは、田名岬から宮崎沖に黒潮が流れているというんだから、ここを通った船は、この潮に乗って、宮崎に行ったんじゃないですかね。
全体の記録時間数 1:23
物語の時間数 1:13
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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