女と男とね、親の話しでね、前に二人夫婦の縁を結んであったが、親が止めさせたから、女は焦がれてよ、もう痩せ果てて、亡くなったから、またその男も女に焦がれてよ、痩せ果てて肉もみんな無くなった。そうなったのは、亡くなった女といついつまでもと、こんな契りをかわしたから、こんなに痩せておるから、こっちのミンパの木切って、墓の香炉(うこーる)の上に切った髪の毛を飾ったらいいというたから、ミンパの木の香炉(うこーる)に入れて、線香(うこー)立てて切った髪の毛を供えたら、死んだ女がすぐ墓の中からに生きておる人のようにして、「みんぱいる髪(がみ)や 私(わん)ね欲(ふさ)やねらん(ミンパで供えた髪の毛は 私は欲しくはない)里(さとぅ)とうみまくら うりぃるふさる(貴方と交わす枕それが欲しい)。」って。墓の中に白い女がいうたから、また男は、「高足駄(たかあしじゃ)くぬてぃはりきぬぶらりみ(高足駄くぬてぃ はりきぬぶらりみ)あにぬ道くぬてぃ 恋(くい)ぬないみ(あにぬ道くぬてぃ 恋ぬないみ)。」と言ったから、それだけで、立派に別れることができて、また男は女を捜して子ども三人できたと。
| レコード番号 | 47O381045 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C053 |
| 決定題名 | 髪のたむけ(シマグチ混じり) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲川ナハ |
| 話者名かな | なかがわなは |
| 生年月日 | 18970510 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊平屋村字島尻 |
| 記録日 | 19800907 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊平屋村島尻 T15 A21 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話、 歌 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 伊平屋村民話集 P154 |
| キーワード | 夫婦,縁,契り,ミンパの木,墓,香炉,髪の毛,線香,高足駄,恋 |
| 梗概(こうがい) | 女と男とね、親の話しでね、前に二人夫婦の縁を結んであったが、親が止めさせたから、女は焦がれてよ、もう痩せ果てて、亡くなったから、またその男も女に焦がれてよ、痩せ果てて肉もみんな無くなった。そうなったのは、亡くなった女といついつまでもと、こんな契りをかわしたから、こんなに痩せておるから、こっちのミンパの木切って、墓の香炉(うこーる)の上に切った髪の毛を飾ったらいいというたから、ミンパの木の香炉(うこーる)に入れて、線香(うこー)立てて切った髪の毛を供えたら、死んだ女がすぐ墓の中からに生きておる人のようにして、「みんぱいる髪(がみ)や 私(わん)ね欲(ふさ)やねらん(ミンパで供えた髪の毛は 私は欲しくはない)里(さとぅ)とうみまくら うりぃるふさる(貴方と交わす枕それが欲しい)。」って。墓の中に白い女がいうたから、また男は、「高足駄(たかあしじゃ)くぬてぃはりきぬぶらりみ(高足駄くぬてぃ はりきぬぶらりみ)あにぬ道くぬてぃ 恋(くい)ぬないみ(あにぬ道くぬてぃ 恋ぬないみ)。」と言ったから、それだけで、立派に別れることができて、また男は女を捜して子ども三人できたと。 |
| 全体の記録時間数 | 1:34 |
| 物語の時間数 | 1:25 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |