これは、はじめは屋良の川の側によ、大蛇が出てから、ここの住民全部が食われてさ、仕方がない。それで、この村には大変な美しい娘がいたっていうが、そしたらさ、これユタが言ったか分からないさ。「さあ、その女一人を大蛇に食べさせたら、大蛇はいなくなるから。」と言って。したらさ、この女は、親にこう言ってから、「もうこれは村のため、国のためだもの。」と言ってさ、親とも別れてよ、大蛇がいるところに、白衣装着けて座っているさ。そしたら、女の親も一緒に行っているさ。そしたら、出てきたのは、蛇ではなくて、神様が出てきたわけよ。それでね、「お前は、わざわざ命を捨てて国のために犠牲になると言って来ているが、お前を食べる蛇はいないからね、ここに黄金玉(くがにだま)がここにあるからね、お前は、この玉を取りなさい。」と言って、その黄金玉を神様からもらったから、親子で黄金玉を取って、家に持って行って、大層大金持ちになったってよ。
| レコード番号 | 47O381011 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C051 |
| 決定題名 | 屋良ムルチ いけにえ(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 高良武雄 |
| 話者名かな | たからたけお |
| 生年月日 | 19070526 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊平屋村字島尻 |
| 記録日 | 19800908 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊平屋村島尻 T13 A14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 伊平屋村民話集 P108 |
| キーワード | 屋良,大蛇,美しい娘,ユタ,白衣装,神様,犠牲,黄金玉 |
| 梗概(こうがい) | これは、はじめは屋良の川の側によ、大蛇が出てから、ここの住民全部が食われてさ、仕方がない。それで、この村には大変な美しい娘がいたっていうが、そしたらさ、これユタが言ったか分からないさ。「さあ、その女一人を大蛇に食べさせたら、大蛇はいなくなるから。」と言って。したらさ、この女は、親にこう言ってから、「もうこれは村のため、国のためだもの。」と言ってさ、親とも別れてよ、大蛇がいるところに、白衣装着けて座っているさ。そしたら、女の親も一緒に行っているさ。そしたら、出てきたのは、蛇ではなくて、神様が出てきたわけよ。それでね、「お前は、わざわざ命を捨てて国のために犠牲になると言って来ているが、お前を食べる蛇はいないからね、ここに黄金玉(くがにだま)がここにあるからね、お前は、この玉を取りなさい。」と言って、その黄金玉を神様からもらったから、親子で黄金玉を取って、家に持って行って、大層大金持ちになったってよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:26 |
| 物語の時間数 | 2:07 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |