アカカナジャーというのは一種の動物が化けたようなものである。アカカナジャーというのは小さい子供のようで髪の毛も赤いので、それでアカカナジャーと名前をつけたらしい。2,3月の苺の時期になると、苺を食べる時、草刈りに行く人や野に行く人が見ていて、アカカナジャーがどこの畑で苺を食べていたと話があった。また、野原に牛を放していると化け物が牛をいたずらして、それを逆さにし、これを直すためトゥビラギーという木の枝で腰を叩くと逃げるという。山の石の下にハゼがあってアカカナジャーが鼻をならして寝ていた。昔の人がそれを見て怖くて逃げてきて、どこどこの石の下にアカカナジャーが寝ていたという話を聞いたことがある。またアカカナジャーが化けてあちこち人を騙して連れ歩き、海でも深いところに行っても沈まないし、身体も傷つけず陸に上がって2、3日一緒にいて村中の人が探した。戦前はそういう話もあったが、戦後は人が多くなったのか、人の勢いに負けたのか、そのような話はきかなくなった。
| レコード番号 | 47O380938 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C048 |
| 決定題名 | アカカナジャー 世間話(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 名嘉徳盛 |
| 話者名かな | なかとくせい |
| 生年月日 | 19040401 |
| 性別 | - |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋 |
| 記録日 | 19800908 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊平屋村我喜屋 T11 A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説、 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | アカカナジャー,苺,牛,化け物,いたずら,トゥビラギー,木の枝,腰,ハゼ,戦前,戦後 |
| 梗概(こうがい) | アカカナジャーというのは一種の動物が化けたようなものである。アカカナジャーというのは小さい子供のようで髪の毛も赤いので、それでアカカナジャーと名前をつけたらしい。2,3月の苺の時期になると、苺を食べる時、草刈りに行く人や野に行く人が見ていて、アカカナジャーがどこの畑で苺を食べていたと話があった。また、野原に牛を放していると化け物が牛をいたずらして、それを逆さにし、これを直すためトゥビラギーという木の枝で腰を叩くと逃げるという。山の石の下にハゼがあってアカカナジャーが鼻をならして寝ていた。昔の人がそれを見て怖くて逃げてきて、どこどこの石の下にアカカナジャーが寝ていたという話を聞いたことがある。またアカカナジャーが化けてあちこち人を騙して連れ歩き、海でも深いところに行っても沈まないし、身体も傷つけず陸に上がって2、3日一緒にいて村中の人が探した。戦前はそういう話もあったが、戦後は人が多くなったのか、人の勢いに負けたのか、そのような話はきかなくなった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:57 |
| 物語の時間数 | 2:55 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |