兄弟の仲直り うなぎ退治(共通語)

概要

昔、国頭にあった話だそうですね。平生は仲の悪い兄弟がいて、そうゆう暮らしをしていたが、もういざという時には、もう親しくしている友達よりか、兄弟は良かったということで、それからはもう兄弟の仲はぜひとも立派にしなければならない、というのでありますよね。トウモロコシは、もう最近苗が沖縄に来ていますから、昔はね、トウモロコシの種類をトウジミと言いますがね、その昔、畑でね、トウジミが実って豊作になる時に、畑(はた)が皆食い荒らされて実が無くなったそうです。これは人間ではなくて、大きな鰻がね、夜来て来ていたそうですが、それを作っている人は、これを人間が取っていると言うて、もう夜、隠れていて番してね、何者かが荒らしに来たとき、鉄砲ではなくてね、なんか刀でやって本当に殺してね、そしてもう捕まえ来た人は、あらまし見もしないで、人間を殺していると思ってね、親しくしている友達の所へ行ったそうですね。「私がこうゆう事をやっていますが、一緒に行ってかたずけてくれんか。」と言ったら、その友達は断ったそうですね。「これはもう、私はできない。」と断られてしまった。もうしょうがなくして、兄さんの所に行ったそうですね。「ああ、そうならば、一緒に行きましょう。」と行って見た場合は、人間ではなくして鰻であったそうですね。だからもうそれから、「兄弟はぜひとも睦まじくしなければならない。」という、そのお話でありますね。

再生時間:3:44

民話詳細DATA

レコード番号 47O380927
CD番号 47O38C047
決定題名 兄弟の仲直り うなぎ退治(共通語)
話者がつけた題名
話者名 松堂松助
話者名かな まつどうしょうすけ
生年月日 19010602
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋 
記録日 19800908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村我喜屋 T09 B13 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 伊平屋村民話集 P169
キーワード 国頭,兄弟,仲,トウモロコシ,トウジミ,豊作,大きな鰻,友達
梗概(こうがい) 昔、国頭にあった話だそうですね。平生は仲の悪い兄弟がいて、そうゆう暮らしをしていたが、もういざという時には、もう親しくしている友達よりか、兄弟は良かったということで、それからはもう兄弟の仲はぜひとも立派にしなければならない、というのでありますよね。トウモロコシは、もう最近苗が沖縄に来ていますから、昔はね、トウモロコシの種類をトウジミと言いますがね、その昔、畑でね、トウジミが実って豊作になる時に、畑(はた)が皆食い荒らされて実が無くなったそうです。これは人間ではなくて、大きな鰻がね、夜来て来ていたそうですが、それを作っている人は、これを人間が取っていると言うて、もう夜、隠れていて番してね、何者かが荒らしに来たとき、鉄砲ではなくてね、なんか刀でやって本当に殺してね、そしてもう捕まえ来た人は、あらまし見もしないで、人間を殺していると思ってね、親しくしている友達の所へ行ったそうですね。「私がこうゆう事をやっていますが、一緒に行ってかたずけてくれんか。」と言ったら、その友達は断ったそうですね。「これはもう、私はできない。」と断られてしまった。もうしょうがなくして、兄さんの所に行ったそうですね。「ああ、そうならば、一緒に行きましょう。」と行って見た場合は、人間ではなくして鰻であったそうですね。だからもうそれから、「兄弟はぜひとも睦まじくしなければならない。」という、そのお話でありますね。
全体の記録時間数 4:00
物語の時間数 3:44
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP