仲順大主はね、黄金がたくさんあったそうですよ。子供さんも、男の子三名生まれてね、この子供三名に、どうして黄金をくれるかと迷ってお父さんが芝居したわけよ。芝居したらね、長男も次男もね、「子供殺してまで、お父さんのためにしないでもいいから。」と。と次男もね。「それはそうだ。」それで、三男はね、「私はね、子供また産んで、代わりもいるから。あくまで、お父さんの言う通り。孝行する」って。それから、この三男にね、お父さんが、今度はその部落のどっかに、「三本松が植えてあるからね、あっち行って、三本松の下に埋めなさいと。」言うたそうだ。松は、三本こう並んでおるからね、この三本松の間にね、黄金を埋めてあるわけ。で、子供をそこに抱いておるからね、一回鍬で掘ったら、抱いている子供がまた笑い顔するでしょう、また子供を抱いてね、二回鍬を落としたら、また笑い返ししたそうですよ。だから、三回目したら、この黄金を入れた鉢の蓋が出てきたそうですよ。だから、見たらね、黄金。黄金がお父さんが埋めてね、芝居して置いておった。子供さんのね、心試しをお父さんがやっておるわけ。またお父さんは、本当は、芝居しておる。誰に、この黄金をくれるということは、言われないからから。それで各自にお父さんが心試しをしたわけ。三男は、黄金も抱いて、子供さんも抱いて家に帰ったと。これが仲順大主(ちゅんじゅんうふすー)の伝説ですよ。
| レコード番号 | 47O380837 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C042 |
| 決定題名 | 子供の肝 仲順流れ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 名嘉永守 |
| 話者名かな | なかえいしゅ |
| 生年月日 | 19020214 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊平屋村字田名 |
| 記録日 | 19800907 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊平屋村田名 T06 A14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 伊平屋村民話集 P171 |
| キーワード | 仲順大主,黄金,長男,次男,三男,孝行,三本松,鍬,芝居,心試し |
| 梗概(こうがい) | 仲順大主はね、黄金がたくさんあったそうですよ。子供さんも、男の子三名生まれてね、この子供三名に、どうして黄金をくれるかと迷ってお父さんが芝居したわけよ。芝居したらね、長男も次男もね、「子供殺してまで、お父さんのためにしないでもいいから。」と。と次男もね。「それはそうだ。」それで、三男はね、「私はね、子供また産んで、代わりもいるから。あくまで、お父さんの言う通り。孝行する」って。それから、この三男にね、お父さんが、今度はその部落のどっかに、「三本松が植えてあるからね、あっち行って、三本松の下に埋めなさいと。」言うたそうだ。松は、三本こう並んでおるからね、この三本松の間にね、黄金を埋めてあるわけ。で、子供をそこに抱いておるからね、一回鍬で掘ったら、抱いている子供がまた笑い顔するでしょう、また子供を抱いてね、二回鍬を落としたら、また笑い返ししたそうですよ。だから、三回目したら、この黄金を入れた鉢の蓋が出てきたそうですよ。だから、見たらね、黄金。黄金がお父さんが埋めてね、芝居して置いておった。子供さんのね、心試しをお父さんがやっておるわけ。またお父さんは、本当は、芝居しておる。誰に、この黄金をくれるということは、言われないからから。それで各自にお父さんが心試しをしたわけ。三男は、黄金も抱いて、子供さんも抱いて家に帰ったと。これが仲順大主(ちゅんじゅんうふすー)の伝説ですよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:46 |
| 物語の時間数 | 2:31 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |