継子話 毒入り弁当(共通語)

概要

自分の生んだ自分の本当の子どもと、また義理の子と二人お家にいたそうですよ。ある日、畑のところに仕事しに行くと言ってから、昼弁当は、このお母さんが、本当の子と、また義理の子と、二人の弁当を作ってから、本当の子の弁当はね、立派なおかずも作ってから入れて、また義理の子の弁当にはね、もうおかずは、同し(じ)おかずを作ったかも知れませんが、このおかずの中に毒入れてね、そして、畑に弁当、銘々持たしていたそうです。 畑に行って弁当の時間になってから、この弁当を食べようとしたから、この義理の子どもはね、「常平ぜいから、自分の子と私とは分け隔てをしているが、今日の弁当は何を作って入れておるか分からないから、本当の子に弁当食べさせてから、自分は後から食べよう。」と言ってから、食べなかったそうですよ。 この日、継親の本当の子は、先に弁当食べたら、食べたのは反対の毒の入れてある義理の子の弁当を間違って食べていたそうですよ。そしたら、後はもう中毒してから、この子は畑で死んだそうです。 そして、義理の子がお家へ帰ったら、「どうして、一緒に来なかったか。」と母親が言うから、「もう畑の中に死んでおる。」と言ったら、そのお母さんはよ、びっくりしてからよ、もう騒いでから畑に行って見たら、自分の子は死んでいたそうです。 今の人はもう継母、継子の区別はしないで、みんな一緒で育ってきてるけどね、昔は、区別してあったそうですね、そうしてから、こっちの方言ではね、「うんぐとぅ、あいくとぅ、継子(ままんぐゎ)、継親(ままうや)ぬ、区別んあいさやー。〔こんなことがあるから、継子を継親が区別するのもあるんだね〕」といって、その話。

再生時間:2:59

民話詳細DATA

レコード番号 47O380760
CD番号 47O38C038
決定題名 継子話 毒入り弁当(共通語)
話者がつけた題名
話者名 名嘉ヤス
話者名かな なかやす
生年月日 19141207
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋
記録日 19800908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村我喜屋 T03 B09  
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 先生の家で先生から聞いた。
文字化資料 伊平屋村民話集 P175
キーワード 弁当,毒,継親,継母,継子
梗概(こうがい) 自分の生んだ自分の本当の子どもと、また義理の子と二人お家にいたそうですよ。ある日、畑のところに仕事しに行くと言ってから、昼弁当は、このお母さんが、本当の子と、また義理の子と、二人の弁当を作ってから、本当の子の弁当はね、立派なおかずも作ってから入れて、また義理の子の弁当にはね、もうおかずは、同し(じ)おかずを作ったかも知れませんが、このおかずの中に毒入れてね、そして、畑に弁当、銘々持たしていたそうです。 畑に行って弁当の時間になってから、この弁当を食べようとしたから、この義理の子どもはね、「常平ぜいから、自分の子と私とは分け隔てをしているが、今日の弁当は何を作って入れておるか分からないから、本当の子に弁当食べさせてから、自分は後から食べよう。」と言ってから、食べなかったそうですよ。 この日、継親の本当の子は、先に弁当食べたら、食べたのは反対の毒の入れてある義理の子の弁当を間違って食べていたそうですよ。そしたら、後はもう中毒してから、この子は畑で死んだそうです。 そして、義理の子がお家へ帰ったら、「どうして、一緒に来なかったか。」と母親が言うから、「もう畑の中に死んでおる。」と言ったら、そのお母さんはよ、びっくりしてからよ、もう騒いでから畑に行って見たら、自分の子は死んでいたそうです。 今の人はもう継母、継子の区別はしないで、みんな一緒で育ってきてるけどね、昔は、区別してあったそうですね、そうしてから、こっちの方言ではね、「うんぐとぅ、あいくとぅ、継子(ままんぐゎ)、継親(ままうや)ぬ、区別んあいさやー。〔こんなことがあるから、継子を継親が区別するのもあるんだね〕」といって、その話。
全体の記録時間数 4:01
物語の時間数 2:59
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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