継子は、毎日、田の草をとりにいき、昼食は家に食べに帰った。ある日、継母が芭蕉の葉に包んだ弁当を持ってきて「早く、昼ごはん食べなさい。」というが、継子は田の草が多かったので「この草を取ってから食べるので、そこにおいて下さい。」といった。継母が弁当を置いて帰ると継子は、「こんなにたくさん草があるので取り終ってから食べよう。」と思い仕事をつづけているうちに烏がきて、この弁当を食べ死んでしまった。継子が田から出て、「烏が死んでいる。弁当に毒が入っていたのか。」と思った。田に多いヒラムシの草がその田には特に多く、その草をとっていたために弁当が毒だとわかり、おかげで命を救われた。継子は「ヒラムシの草は、私の命を助けた草飛ぶ鳥の烏は我親心。」と歌った。烏はたぶん継子の死んだ母親だったのだろう。
| レコード番号 | 47O382981 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C153 |
| 決定題名 | 継子話 烏と弁当(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 末吉ウシ |
| 話者名かな | すえよしうし |
| 生年月日 | 19060000 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字伊是名 |
| 記録日 | 19810403 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T14 B06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 継子,田の草,継母,芭蕉,弁当,烏,毒,ヒラムシの草,親心,歌 |
| 梗概(こうがい) | 継子は、毎日、田の草をとりにいき、昼食は家に食べに帰った。ある日、継母が芭蕉の葉に包んだ弁当を持ってきて「早く、昼ごはん食べなさい。」というが、継子は田の草が多かったので「この草を取ってから食べるので、そこにおいて下さい。」といった。継母が弁当を置いて帰ると継子は、「こんなにたくさん草があるので取り終ってから食べよう。」と思い仕事をつづけているうちに烏がきて、この弁当を食べ死んでしまった。継子が田から出て、「烏が死んでいる。弁当に毒が入っていたのか。」と思った。田に多いヒラムシの草がその田には特に多く、その草をとっていたために弁当が毒だとわかり、おかげで命を救われた。継子は「ヒラムシの草は、私の命を助けた草飛ぶ鳥の烏は我親心。」と歌った。烏はたぶん継子の死んだ母親だったのだろう。 |
| 全体の記録時間数 | 3:03 |
| 物語の時間数 | 2:52 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |