子供の肝 仲順流れ(共通語)

概要

昔、金持で年寄りの仲順大主には三人の子どもがいた。仲順大主は親孝行する子に宝物をあげようと思い、三人の子どもの心をためすために、最初、長男を呼び「お前の赤子を捨て、年とった私に乳を飲ませてくれ。」と頼むと、長男は「もう年をとっているから早く死んだ方がいい。」と断る。次男も同じように言って断る。仲順大主が、三男を呼んで「私のために君の子どもを捨てて、私に乳を飲ませてくれ。」と頼むと、三男は「年とった親の顔はまたとは見られない。」と承知する。「お前の子を捨てるところは東森、そこの三本松の下に穴を掘って埋めてくれ。」と言った。それで、三男は、自分の子を埋めるより、人にあげようと思い村々を歩いた。もらう人がいないので、泣く泣く親の言うところに穴を掘ると、そこには親が埋めた黄金があり、黄金をもらい子どもも助かった。

再生時間:3:51

民話詳細DATA

レコード番号 47O382972
CD番号 47O38C153
決定題名 子供の肝 仲順流れ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 末吉亀吉
話者名かな すえよしかめきち
生年月日 19081103
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊是名村字伊是名
記録日 19810403
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊是名村 T14 A09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 仲順大主,親孝行,宝物,心,長男,赤子,乳,次男,三男,東森,三本松,穴,黄金
梗概(こうがい) 昔、金持で年寄りの仲順大主には三人の子どもがいた。仲順大主は親孝行する子に宝物をあげようと思い、三人の子どもの心をためすために、最初、長男を呼び「お前の赤子を捨て、年とった私に乳を飲ませてくれ。」と頼むと、長男は「もう年をとっているから早く死んだ方がいい。」と断る。次男も同じように言って断る。仲順大主が、三男を呼んで「私のために君の子どもを捨てて、私に乳を飲ませてくれ。」と頼むと、三男は「年とった親の顔はまたとは見られない。」と承知する。「お前の子を捨てるところは東森、そこの三本松の下に穴を掘って埋めてくれ。」と言った。それで、三男は、自分の子を埋めるより、人にあげようと思い村々を歩いた。もらう人がいないので、泣く泣く親の言うところに穴を掘ると、そこには親が埋めた黄金があり、黄金をもらい子どもも助かった。
全体の記録時間数 4:03
物語の時間数 3:51
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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