伊野波、伊野波のモーイ親方という人は、学校時代、小さい、小さいときに、とても怠け者で、怠け者だったので、親が言うこと、親の言うことも聞かない。自分勝手なことばかりして、親の前では勉強をやるまねさえもしない。いつも隠れていていつも遊んでばかりいて、馬鹿のまねをしていたが、だけど、人が見てないときは床下で勉強して、するわけさあね、勉強をして、まあ、とにかく頭は、頭はとても優れていて、優れていたって。 だけどある日、親が仏様に拝みをするときに、おかあがウートートー、長い間やったって。長くやっているので、すぐ勉強をしている一番座で、「ねえ、おかあ、おかあ、ねえ、ねえ、おかあ、やめて下さい。あまり長い間拝みをしたら、あなたは……。神様でもやかましく思いますよ。やめて下さい、やめて下さい。」そういったのでおかあはおこって、「おいコラッ。お前は何を言っているのか、お前のような怠けものが。お前は何を言うか。」と言って、しかってね、モーイにすぐ言い返した。モーイはまた日ごろのおこないはとにかく、まあ、とにかく態度はこんな馬鹿なようにふるまっていたけれど、内心はしっかりして、まあ、勉強家だったので、沖縄の一流の親方まで、親方という位は、沖縄の政治の今の国会議員だね。三司官といって、この馬鹿なまねをしていた人が、その人たちの中に入っているわけよ。そして、有名な伊野波の親方といってね、モーイはほんとうは伊野波だね。伊野波の親方、伊野波親方といって、慕われていた。昔はね、あの人の墓はやっぱり那覇の松川の上に、そこの近くにあるから、いつか、まあ、とにかく散歩であっても、遊びながらでも行ってみなさい。中に入ることが、できるよ。いつでも中に入ることができるよ。
| レコード番号 | 47O382950 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C152 |
| 決定題名 | モーイ親方と母親の御願好き(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊礼亀助 |
| 話者名かな | いれいかめすけ |
| 生年月日 | 19021124 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字諸見 |
| 記録日 | 19810402 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T13 B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いぜな島の民話 P150 |
| キーワード | 伊野波,モーイ親方,怠け者,勉強,床下,仏様,拝み,沖縄,三司官,那覇,松川 |
| 梗概(こうがい) | 伊野波、伊野波のモーイ親方という人は、学校時代、小さい、小さいときに、とても怠け者で、怠け者だったので、親が言うこと、親の言うことも聞かない。自分勝手なことばかりして、親の前では勉強をやるまねさえもしない。いつも隠れていていつも遊んでばかりいて、馬鹿のまねをしていたが、だけど、人が見てないときは床下で勉強して、するわけさあね、勉強をして、まあ、とにかく頭は、頭はとても優れていて、優れていたって。 だけどある日、親が仏様に拝みをするときに、おかあがウートートー、長い間やったって。長くやっているので、すぐ勉強をしている一番座で、「ねえ、おかあ、おかあ、ねえ、ねえ、おかあ、やめて下さい。あまり長い間拝みをしたら、あなたは……。神様でもやかましく思いますよ。やめて下さい、やめて下さい。」そういったのでおかあはおこって、「おいコラッ。お前は何を言っているのか、お前のような怠けものが。お前は何を言うか。」と言って、しかってね、モーイにすぐ言い返した。モーイはまた日ごろのおこないはとにかく、まあ、とにかく態度はこんな馬鹿なようにふるまっていたけれど、内心はしっかりして、まあ、勉強家だったので、沖縄の一流の親方まで、親方という位は、沖縄の政治の今の国会議員だね。三司官といって、この馬鹿なまねをしていた人が、その人たちの中に入っているわけよ。そして、有名な伊野波の親方といってね、モーイはほんとうは伊野波だね。伊野波の親方、伊野波親方といって、慕われていた。昔はね、あの人の墓はやっぱり那覇の松川の上に、そこの近くにあるから、いつか、まあ、とにかく散歩であっても、遊びながらでも行ってみなさい。中に入ることが、できるよ。いつでも中に入ることができるよ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:46 |
| 物語の時間数 | 2:58 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |