昔はね、昔はぜんぶ人を使っていてね、食べる物もない。人を使っていてね、上の方がたずねるには、「お前たちが一番世の中でおいしいものは何か。」と聞くとある人が、この人は頭もきれる人だったのか、何だったのかね、「私が一番世の中でおいしいのは、塩が一番おいしい。」と言うと塩がおいしいと言った人は勝って、また、「私はごはんが一番おいしい。」と言った人は落ちたって。負けたって。負けたからこの負けた人はあの塩がおいしいと言って勝った人が、こうして、やがて首里に連れて行って首里に連れて行かれる人になったので、(負けた人が、それをねたんで)これは早く島流しをしないといけないと思って、どこか 炭坑か、八重山かどこにかに島流ししたという話だよ。この話はもう、あっちこっち、二つ三つ話したら、一つはあたるかしらないが、これはうその話なのか知れないが、これはこんだけ。覚えているだけを話したからこれは、こんだけでおしまい。
| レコード番号 | 47O382940 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C151 |
| 決定題名 | 塩が一番うまい(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊礼カメ |
| 話者名かな | いれいかめ |
| 生年月日 | 19151028 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字仲田 |
| 記録日 | 19810404 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T12 B16 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いぜな島の民話 P131 |
| キーワード | 塩,首里,島流し,八重山 |
| 梗概(こうがい) | 昔はね、昔はぜんぶ人を使っていてね、食べる物もない。人を使っていてね、上の方がたずねるには、「お前たちが一番世の中でおいしいものは何か。」と聞くとある人が、この人は頭もきれる人だったのか、何だったのかね、「私が一番世の中でおいしいのは、塩が一番おいしい。」と言うと塩がおいしいと言った人は勝って、また、「私はごはんが一番おいしい。」と言った人は落ちたって。負けたって。負けたからこの負けた人はあの塩がおいしいと言って勝った人が、こうして、やがて首里に連れて行って首里に連れて行かれる人になったので、(負けた人が、それをねたんで)これは早く島流しをしないといけないと思って、どこか 炭坑か、八重山かどこにかに島流ししたという話だよ。この話はもう、あっちこっち、二つ三つ話したら、一つはあたるかしらないが、これはうその話なのか知れないが、これはこんだけ。覚えているだけを話したからこれは、こんだけでおしまい。 |
| 全体の記録時間数 | 1:27 |
| 物語の時間数 | 1:06 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |