潮が引いているときにね、ガラサー(烏)が、海に降りた。アークイナー(シャコ貝)がね、口を開いているときに、アークイナーは口を開くでしょう。それで、アークイナーの実を食べようと思って、アークイナーの実を食べようと(烏)が口を突っ込んだから、このアークイナーは、口をパッと閉じたので、口を閉じたので、それからはもう、飛ぶこともできない。もう、バタバタともがいていたってよ。それで、潮も満ちて来て、夜も暮れたので、「アークイナーい、アークイナーい〔アークイナーよ、アークイナーよ〕 夜(ゆー)ん暮(きい)てぃ 潮(すー)ん満(み)っちちょうしが、許(ゆる)ちたぼり〔夜も暮れて 潮も満ちてきたから 許して下さい〕。」と、言ったので、そのときは、アークイナーは口を開けた。そして、このガラシは飛んで行ったって。これだけ。
| レコード番号 | 47O382770 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C142 |
| 決定題名 | 烏とシャコ貝(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 末吉亀吉 |
| 話者名かな | すえよしかめきち |
| 生年月日 | 19081103 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字伊是名 |
| 記録日 | 19800906 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T08 B14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 動物昔話、 歌 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いぜな島の民話 P110 |
| キーワード | 潮,ガラサー,烏,アークイナー,シャコ貝,歌 |
| 梗概(こうがい) | 潮が引いているときにね、ガラサー(烏)が、海に降りた。アークイナー(シャコ貝)がね、口を開いているときに、アークイナーは口を開くでしょう。それで、アークイナーの実を食べようと思って、アークイナーの実を食べようと(烏)が口を突っ込んだから、このアークイナーは、口をパッと閉じたので、口を閉じたので、それからはもう、飛ぶこともできない。もう、バタバタともがいていたってよ。それで、潮も満ちて来て、夜も暮れたので、「アークイナーい、アークイナーい〔アークイナーよ、アークイナーよ〕 夜(ゆー)ん暮(きい)てぃ 潮(すー)ん満(み)っちちょうしが、許(ゆる)ちたぼり〔夜も暮れて 潮も満ちてきたから 許して下さい〕。」と、言ったので、そのときは、アークイナーは口を開けた。そして、このガラシは飛んで行ったって。これだけ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:07 |
| 物語の時間数 | 0:55 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |