尚円王(共通語)

概要

尚円王という人は、諸見で生まれた。若いころ尚円が田を作ると尚円を慕った娘たちが、夜、下の田から水を汲んで入れていたので、いつも水がいっぱいだった。それで逆田と呼ばれた。島の若い男たちが、これを知って怒り、伊是名島から追い出した。尚円王は、国頭の奥に逃げた。その後も各地を逃げて、旅をした。ようやくおちついた所が佐敷だった。そのころ、久米に琉球の王が来ることになって、その日になり、みんなで御地走を作って迎えようとしたが、王は、好きになった女のために来なかったので、延期になった。それで、次の王をどうしようかといろいろ相談したが、誰も次の王の名を推薦することができないでいると、一人の人が立って、「食べ物をくれるのが、我が御主である。その人が、王になるべきだ。。」と言ったので、尚円が王様になった。

再生時間:11:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O382711
CD番号 47O38C140
決定題名 尚円王(共通語)
話者がつけた題名
話者名 末吉松蔵
話者名かな すえよしまつぞう
生年月日 19071021
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊是名村字勢理客
記録日 19800904
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊是名村 T07 A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 小さい時母から聞いた。
文字化資料
キーワード 尚円王,諸見,尚円,娘,逆田,伊是名島,国頭,奥,旅,佐敷,久米,琉球の王,御地走,御主
梗概(こうがい) 尚円王という人は、諸見で生まれた。若いころ尚円が田を作ると尚円を慕った娘たちが、夜、下の田から水を汲んで入れていたので、いつも水がいっぱいだった。それで逆田と呼ばれた。島の若い男たちが、これを知って怒り、伊是名島から追い出した。尚円王は、国頭の奥に逃げた。その後も各地を逃げて、旅をした。ようやくおちついた所が佐敷だった。そのころ、久米に琉球の王が来ることになって、その日になり、みんなで御地走を作って迎えようとしたが、王は、好きになった女のために来なかったので、延期になった。それで、次の王をどうしようかといろいろ相談したが、誰も次の王の名を推薦することができないでいると、一人の人が立って、「食べ物をくれるのが、我が御主である。その人が、王になるべきだ。。」と言ったので、尚円が王様になった。
全体の記録時間数 13:02
物語の時間数 11:50
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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