アカカナジャーというのは、もう、一番、海で魚を取るのが、上手だったようだが。ここの人の話を聞いたら、アカカナジャーと、人間が友だちになるときは、たくさん、海の獲ものを取ったって。獲ものを取ったと言うけれど。また、アカカナジャーを連れて行くときは、もう、片方の目玉は、魚の片方の目玉は、全部一つずつ抜いてあったって。これといっしょになって、歩くときは、片方の目玉は、アカカナジャーの分け前といって、抜いてあったってよ。うん。魚は。だから、魚の目玉がない。「これは、アカカナジャーが取っているよ。」と言うときもある。だから、海のどこにでも連れて歩いたけどね、アカカナジャーがそう言いよったって。「お前は、屁はするなよ。」と言って、「屁をひったら……。」もう、人間が屁をしたときが、一番、アカカナジャーの恐いものだったって。「屁をしたら、すぐ、海のどんなところでも、どこにでも、置いてきぼりにするから、屁はするなよ。」と言ったって。人間が、屁をひると、獲ものも全然取れなかったって。海の物は、何も取れなかったって。屁をしない前は、取れるけれど、屁をしたら、全然、海の物は取れなかったって。
| レコード番号 | 47O382643 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C136 |
| 決定題名 | アカカナジャーと屁(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉休太郎 |
| 話者名かな | ひがきゅうたろう |
| 生年月日 | 19070302 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字勢理客 |
| 記録日 | 19800904 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T05 A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いぜな島の民話 P102 |
| キーワード | アカカナジャー,魚,目玉,屁はするなよ。」と言って、「屁をひったら……。」もう、人間が屁をしたときが、一番、アカカナジャーの恐いものだったって。「屁をしたら、すぐ、海のどんなところでも、どこにでも、置いてきぼりにするから、屁はするなよ。」と言ったって。人間が、屁をひると、獲ものも全然取れなかったって。海の物は、何も取れなかったって。屁をしない前は、取れるけれど、屁をしたら、全然、海の物は取れなかったって。 |
| 梗概(こうがい) | アカカナジャーというのは、もう、一番、海で魚を取るのが、上手だったようだが。ここの人の話を聞いたら、アカカナジャーと、人間が友だちになるときは、たくさん、海の獲ものを取ったって。獲ものを取ったと言うけれど。また、アカカナジャーを連れて行くときは、もう、片方の目玉は、魚の片方の目玉は、全部一つずつ抜いてあったって。これといっしょになって、歩くときは、片方の目玉は、アカカナジャーの分け前といって、抜いてあったってよ。うん。魚は。だから、魚の目玉がない。「これは、アカカナジャーが取っているよ。」と言うときもある。だから、海のどこにでも連れて歩いたけどね、アカカナジャーがそう言いよったって。「お前は、屁はするなよ。」と言って、「屁をひったら……。」もう、人間が屁をしたときが、一番、アカカナジャーの恐いものだったって。「屁をしたら、すぐ、海のどんなところでも、どこにでも、置いてきぼりにするから、屁はするなよ。」と言ったって。人間が、屁をひると、獲ものも全然取れなかったって。海の物は、何も取れなかったって。屁をしない前は、取れるけれど、屁をしたら、全然、海の物は取れなかったって。 |
| 全体の記録時間数 | 1:41 |
| 物語の時間数 | 1:22 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |