私たちが聞いているだけでは、降神というのがあるけど、ここに降りた神は、昔の天照大神ではないかなという話を聞いているよ。それで、天照大神が降りて来て、ここの村を照していたが、この人が何をしたのか、海に隠れて、逃げて隠れたところが、伊平屋のクマヤガマというところ。クマヤガマに隠れたようだけど…。私たちが聞いた話では、本土から来て、何かを研究する人がですね、「(天照大神が隠れたのは)ここに間違いない。」という、話があったわけよ。だから、これをクマヤガマというのは、昔の日本の歴史にあるのは、天照大神が隠れたので、手力男命が……。この封鎖されている石があったらしいが、この石を手力男命が来て、どけたという話だけど、だから、この洞窟を見たら、ちょうど以てるわけさ。以てるけど。また、伊是名島では、八月十七日に、イルチャヨーという行事があるけど、イルチャヨーというのは、神人(かみんちゅ)が集まってね、みんなで踊ったり、太鼓を打ったり、何したりするわけさ。だから、それが、日本史にある天照大神を(洞窟から)出すためにやった祭じゃないかなあという話だよ。やり方が全部、昔の歴史にあったのと同じだからね。ここでは、この天照大神に扮した人は、家の中に隠れて、(他の)御神人(うかみんちゅ)が周囲をまわりながら、太鼓をたたいたり、歌を歌ったりするわけさ。だから、そうしたら、天照大神の役の人は、家から出てくるんだよ。それで天照大神が隠れて、世が暗くなったという話は、ここの島であったことではないかなあという伝説があるわけさ。
| レコード番号 | 47O382641 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C136 |
| 決定題名 | 降神島の話(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉休太郎 |
| 話者名かな | ひがきゅうたろう |
| 生年月日 | 19070302 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字勢理客 |
| 記録日 | 19800904 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T05 A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説、 民俗 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いぜな島の民話 P161 |
| キーワード | 降神,天照大神,伊平屋,クマヤガマ,日本の歴史,手力男命,洞窟,伊是名島,八月十七日,イルチャヨー,行事,神人,太鼓,伝説 |
| 梗概(こうがい) | 私たちが聞いているだけでは、降神というのがあるけど、ここに降りた神は、昔の天照大神ではないかなという話を聞いているよ。それで、天照大神が降りて来て、ここの村を照していたが、この人が何をしたのか、海に隠れて、逃げて隠れたところが、伊平屋のクマヤガマというところ。クマヤガマに隠れたようだけど…。私たちが聞いた話では、本土から来て、何かを研究する人がですね、「(天照大神が隠れたのは)ここに間違いない。」という、話があったわけよ。だから、これをクマヤガマというのは、昔の日本の歴史にあるのは、天照大神が隠れたので、手力男命が……。この封鎖されている石があったらしいが、この石を手力男命が来て、どけたという話だけど、だから、この洞窟を見たら、ちょうど以てるわけさ。以てるけど。また、伊是名島では、八月十七日に、イルチャヨーという行事があるけど、イルチャヨーというのは、神人(かみんちゅ)が集まってね、みんなで踊ったり、太鼓を打ったり、何したりするわけさ。だから、それが、日本史にある天照大神を(洞窟から)出すためにやった祭じゃないかなあという話だよ。やり方が全部、昔の歴史にあったのと同じだからね。ここでは、この天照大神に扮した人は、家の中に隠れて、(他の)御神人(うかみんちゅ)が周囲をまわりながら、太鼓をたたいたり、歌を歌ったりするわけさ。だから、そうしたら、天照大神の役の人は、家から出てくるんだよ。それで天照大神が隠れて、世が暗くなったという話は、ここの島であったことではないかなあという伝説があるわけさ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:43 |
| 物語の時間数 | 2:22 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |