灰坊(方言)

概要

(男が)鬼の島に流された。鬼は(男を)太らせて食べようと育てていた。親鬼は逃がさないようにと子鬼に言って働きに出ていた。(その留守中に男が)子鬼をすかして、この宝物は何かと聞くと、宝物は飛衣(とぅびんす)だと教えてしまう。(男は)飛衣を着てみようと言って、着てそのまま逃げてしまう。親鬼たちが追いかけてくるが、男はたんぼに入って隠れてしまったので、捕まえられない。そして男は神鳥に助けられる。男は自分の島に帰り、衣を隠して奉公に出た。昼間は灰を被るくらい一生懸命働くので、灰坊と呼ばれる。ある日、村で面白いものがあるから見に行こうと主人に誘われるが断っておいて、自分は隠しておいた飛衣を出して出かけて行く。貧乏者と金持ちが宝比べをしている。貧乏者は子供が宝だと子供を踊らせ、、金持ちは米俵を積み上げて宝比べをしているのだが、集まった村人達はその勝負を見ないで、キルキルとその上を飛び回っている灰坊を見物した。皆より先に帰ってもう働いていたが、その家の娘は飛衣を持っているのが灰坊だと気付き、親の反対を押し切って、身分の低い灰坊と結婚した。二人は仲良く暮らした。

再生時間:4:18

民話詳細DATA

レコード番号 47O230659
CD番号 47O23C040
決定題名 灰坊(方言)
話者がつけた題名
話者名 新里ムヤ
話者名かな しんざとむや
生年月日 19070629
性別
出身地 沖縄県粟国村浜
記録日 19820920
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T30A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 鬼が島,飛び衣,灰坊,宝比べ,結婚
梗概(こうがい) (男が)鬼の島に流された。鬼は(男を)太らせて食べようと育てていた。親鬼は逃がさないようにと子鬼に言って働きに出ていた。(その留守中に男が)子鬼をすかして、この宝物は何かと聞くと、宝物は飛衣(とぅびんす)だと教えてしまう。(男は)飛衣を着てみようと言って、着てそのまま逃げてしまう。親鬼たちが追いかけてくるが、男はたんぼに入って隠れてしまったので、捕まえられない。そして男は神鳥に助けられる。男は自分の島に帰り、衣を隠して奉公に出た。昼間は灰を被るくらい一生懸命働くので、灰坊と呼ばれる。ある日、村で面白いものがあるから見に行こうと主人に誘われるが断っておいて、自分は隠しておいた飛衣を出して出かけて行く。貧乏者と金持ちが宝比べをしている。貧乏者は子供が宝だと子供を踊らせ、、金持ちは米俵を積み上げて宝比べをしているのだが、集まった村人達はその勝負を見ないで、キルキルとその上を飛び回っている灰坊を見物した。皆より先に帰ってもう働いていたが、その家の娘は飛衣を持っているのが灰坊だと気付き、親の反対を押し切って、身分の低い灰坊と結婚した。二人は仲良く暮らした。
全体の記録時間数 4:34
物語の時間数 4:18
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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