昔、知念亀文子がイカ釣りに行ったが、海は荒れているし、いつもより少ししか釣れないので、早く帰ってヤヒジャ墓のところに船を着けて帰る途中、上の墓の方から三味線勝負の話が聞こえて来た。そのうちに三味線の音も聞こえて来たが、あまり上手ではなかったので、思わず「そんなもんか」と亀文子がいうと、墓の中から「この勝負は亀文子を連れて来ないといかん」と話す声がしたので、しまったと思った。亀文子は家に帰るとヒゲを剃り、家の人には起こさないようにといって寝たが、そのまま死んでしまった。死後、若者たちが墓へ行って三味線を取って来ると、ルローラあたりに来ると、三味線はススキやトーンチン(トウモロコシ)に変わったので、もう一度墓に行ってみると、墓の中には三味線があった。
| レコード番号 | 47O230577 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C031 |
| 決定題名 | 後生の歌較べ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 上原英昌 |
| 話者名かな | うえはらえいしょう |
| 生年月日 | 19091226 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村西 |
| 記録日 | 19820920 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T22B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P377 粟国村誌P270 |
| キーワード | 三味線勝負,知念亀文子 |
| 梗概(こうがい) | 昔、知念亀文子がイカ釣りに行ったが、海は荒れているし、いつもより少ししか釣れないので、早く帰ってヤヒジャ墓のところに船を着けて帰る途中、上の墓の方から三味線勝負の話が聞こえて来た。そのうちに三味線の音も聞こえて来たが、あまり上手ではなかったので、思わず「そんなもんか」と亀文子がいうと、墓の中から「この勝負は亀文子を連れて来ないといかん」と話す声がしたので、しまったと思った。亀文子は家に帰るとヒゲを剃り、家の人には起こさないようにといって寝たが、そのまま死んでしまった。死後、若者たちが墓へ行って三味線を取って来ると、ルローラあたりに来ると、三味線はススキやトーンチン(トウモロコシ)に変わったので、もう一度墓に行ってみると、墓の中には三味線があった。 |
| 全体の記録時間数 | 6:36 |
| 物語の時間数 | 6:00 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |