昔は「アムトの下」といって六十歳になると野原に連れて行って捨てた。沖縄では食べ物が何もないから、人が死んだら食べていたそうだ。遠くから来る親戚には肉を食べさせ、近くの親戚には骨を食べさせた。沖縄の田舎では牛を殺して食べた。粟国では唐から来た人がいて、その人が「そんなことして悲しみも苦しみもないのか」と聞くと、「悲しい。鼻を垂れ泣き暮らして食べている」と答えると、「それなのにどうしてそんなことするか」と聞くので、食べる物がないからと答える。唐の人は「それでは唐から豚を送るから、葬式は豚を殺してするように」と言って、その時代から豚を殺して葬式をすようになった。
| レコード番号 | 47O230558 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C030 |
| 決定題名 | 豚喰いの始まり(方言混じり) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 棚原オト |
| 話者名かな | たなはらおと |
| 生年月日 | 19080805 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字西 |
| 記録日 | 19810922 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T21B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 村長から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 人肉,唐人,豚 |
| 梗概(こうがい) | 昔は「アムトの下」といって六十歳になると野原に連れて行って捨てた。沖縄では食べ物が何もないから、人が死んだら食べていたそうだ。遠くから来る親戚には肉を食べさせ、近くの親戚には骨を食べさせた。沖縄の田舎では牛を殺して食べた。粟国では唐から来た人がいて、その人が「そんなことして悲しみも苦しみもないのか」と聞くと、「悲しい。鼻を垂れ泣き暮らして食べている」と答えると、「それなのにどうしてそんなことするか」と聞くので、食べる物がないからと答える。唐の人は「それでは唐から豚を送るから、葬式は豚を殺してするように」と言って、その時代から豚を殺して葬式をすようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 4:33 |
| 物語の時間数 | 4:05 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |