字東のある家の東側に大きなアコーの木があった。その家の主人はよく海(漁)に行った。そのアコーの木には木の精(キジムナー)とめくらの娘が住んでいた。この家の主人は(キジムナーに誘われ)雨の日もいつも海に出ていて、しまいには嫌気が差し、家族みんなで打ち合わせてその木を焼き、娘も一緒に焼き殺した。それでキジムナーはどこかへ行ってしまった。それから何年か後に、粟国の船が那覇港のユアー城に着いた。その家の主人は豚を売りに行っていたが、そこで「実はこうこうで、家族で相談して木を焼いた」と自慢話をした。それをキジムナーが聞いてしまった。そして、その人が家へ帰ると、その人の家は焼かれてなくなっていた。だから人間は悪いことをしてはいけないよ、とおばあさんが言っていた。
| レコード番号 | 47O230500 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C026 |
| 決定題名 | キジムナー 報復(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 安里武蒸 |
| 話者名かな | あさとたけとし |
| 生年月日 | 19181111 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字浜 |
| 記録日 | 19810516 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T19A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖母から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | キジムナー,家を焼く,報復 |
| 梗概(こうがい) | 字東のある家の東側に大きなアコーの木があった。その家の主人はよく海(漁)に行った。そのアコーの木には木の精(キジムナー)とめくらの娘が住んでいた。この家の主人は(キジムナーに誘われ)雨の日もいつも海に出ていて、しまいには嫌気が差し、家族みんなで打ち合わせてその木を焼き、娘も一緒に焼き殺した。それでキジムナーはどこかへ行ってしまった。それから何年か後に、粟国の船が那覇港のユアー城に着いた。その家の主人は豚を売りに行っていたが、そこで「実はこうこうで、家族で相談して木を焼いた」と自慢話をした。それをキジムナーが聞いてしまった。そして、その人が家へ帰ると、その人の家は焼かれてなくなっていた。だから人間は悪いことをしてはいけないよ、とおばあさんが言っていた。 |
| 全体の記録時間数 | 3:36 |
| 物語の時間数 | 3:27 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |