天女が天から降りてきて、飛衣を木に掛け、川原で水浴びをしていた。そこへある男が手足を洗いにやって来た。神か仏かと思われるほど美しい人だったので、男は隠れてその様子を見ていたが、その飛衣を取って隠した。天女が川原から上がって衣装を着ようとすると、衣装がない。そこで泣いていると、男の人が出てきて「どうして泣いているか」と聞く。天女が「実は天に上がって行かなければならないが、衣装がなくて困っている」と言う。男は「それでは私が探してやるから、その間私の家へ行こう」と言って、天女は恥も失い泣く泣くその男に連れられて男の家に行く。それからどれくらいそこで暮らしたか分からないが、男はなかなか羽衣を出さない。そのうち二人は夫婦になって、子供が二人できた。子供たちは子守唄で「よいよい、あんまー(母親)の飛び衣はすー(父親)が蔵の俣に隠してある」と歌う。歌を聞いて蔵を開けて見ると、そこに衣装があった。天女はその衣装を着て、子供たちを残し天に昇る。子供たちは「あんまーよー、あんまーよー」と泣き叫ぶ。男は「戻って来てくれ」と泣くのだが、天女は帰って行った。
| レコード番号 | 47O230484 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C025 |
| 決定題名 | 天人女房 銘苅子(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 新里ムヤ |
| 話者名かな | しんざとむや |
| 生年月日 | 19110630 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字浜 |
| 記録日 | 19810330 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T18A07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 天女,羽衣,子守唄,昇天 |
| 梗概(こうがい) | 天女が天から降りてきて、飛衣を木に掛け、川原で水浴びをしていた。そこへある男が手足を洗いにやって来た。神か仏かと思われるほど美しい人だったので、男は隠れてその様子を見ていたが、その飛衣を取って隠した。天女が川原から上がって衣装を着ようとすると、衣装がない。そこで泣いていると、男の人が出てきて「どうして泣いているか」と聞く。天女が「実は天に上がって行かなければならないが、衣装がなくて困っている」と言う。男は「それでは私が探してやるから、その間私の家へ行こう」と言って、天女は恥も失い泣く泣くその男に連れられて男の家に行く。それからどれくらいそこで暮らしたか分からないが、男はなかなか羽衣を出さない。そのうち二人は夫婦になって、子供が二人できた。子供たちは子守唄で「よいよい、あんまー(母親)の飛び衣はすー(父親)が蔵の俣に隠してある」と歌う。歌を聞いて蔵を開けて見ると、そこに衣装があった。天女はその衣装を着て、子供たちを残し天に昇る。子供たちは「あんまーよー、あんまーよー」と泣き叫ぶ。男は「戻って来てくれ」と泣くのだが、天女は帰って行った。 |
| 全体の記録時間数 | 4:18 |
| 物語の時間数 | 4:08 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |