いつも一緒に歩いているけど一言も口をきかない。そのような状態が5日も10日も続いたので不思議に思い、ある日、分かれ道に差し掛かったところで、「では、また」と別れ、こっそりその後をつけた。するとその人は木の中に入り、姿を消した。それは木の精だった。男は心配になり、「私は変な人と友達になってしまった」と妻に相談すると、妻は「心配することはない。あんたたちが海に行っている間に、私がその木を焼いてしまうから」と言って、二人が海に行っている間に木を燃やした。それでキジムナー(ヤナムン)は棲むところがなく、どこかへ行ってしまった。それから何年かたって後、キジムナーはその漁師の一番仲のよい友達に化けて、その人に出会った。そして一緒に酒を飲んでいると、男は「何年か前に、いつも一緒に漁に出た人がいたが、その人の後をつけると木の元に入って行った。妻がその木を燃やしたので、その後は来なくなったよ」と話す。友達に化けたキジムナーは「お前が私の棲みかを焼いたんだな」と言った。漁師はそれから間もなくしてこの世を去ったという話。
| レコード番号 | 47O230482 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C025 |
| 決定題名 | キジムナー 魚取り 報復(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 新里ムヤ |
| 話者名かな | しんざとむや |
| 生年月日 | 19110630 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字浜 |
| 記録日 | 19810330 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T18A05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | ラジオで聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | キジムナー,家を焼く,報復 |
| 梗概(こうがい) | いつも一緒に歩いているけど一言も口をきかない。そのような状態が5日も10日も続いたので不思議に思い、ある日、分かれ道に差し掛かったところで、「では、また」と別れ、こっそりその後をつけた。するとその人は木の中に入り、姿を消した。それは木の精だった。男は心配になり、「私は変な人と友達になってしまった」と妻に相談すると、妻は「心配することはない。あんたたちが海に行っている間に、私がその木を焼いてしまうから」と言って、二人が海に行っている間に木を燃やした。それでキジムナー(ヤナムン)は棲むところがなく、どこかへ行ってしまった。それから何年かたって後、キジムナーはその漁師の一番仲のよい友達に化けて、その人に出会った。そして一緒に酒を飲んでいると、男は「何年か前に、いつも一緒に漁に出た人がいたが、その人の後をつけると木の元に入って行った。妻がその木を燃やしたので、その後は来なくなったよ」と話す。友達に化けたキジムナーは「お前が私の棲みかを焼いたんだな」と言った。漁師はそれから間もなくしてこの世を去ったという話。 |
| 全体の記録時間数 | 3:48 |
| 物語の時間数 | 3:33 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |