ある人がキジムナーと友達になり、夏も冬も毎日海に連れて行かされた。キジムナーと友達になるといつも大漁だった。でもキジムナーは蛸が苦手だった。それで蛸は取っても自分には見せるなと言って、その人に全部あげた。その人は雨の日も風の日も毎日休むことなく誘われたので、とうとう我慢ができなくなって、ある日、キジムナーが留守のときにその棲家を焼き払ってしまった。キジムナーは「もうここには棲めない」と言って那覇に移り、豚市場のユーア城の木の上に棲むようになった。丁度そこへ、友達の漁師が豚を売りに来て、「私は毎晩毎晩キジムナーに漁に誘われたので、仕方なくその家を焼いてしまった。キジムナーはどこへ行ったのだろう」と言うと、これを聞いていたキジムナーは、「お前が私の家を焼いたんだな。見ておれよ」と言う。漁師が家へ帰ってみると、家は焼かれていた。このようにしてキジムナーは恨みを晴らした。
| レコード番号 | 47O230481 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C025 |
| 決定題名 | キジムナー 蛸取り 報復(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 新里ムヤ |
| 話者名かな | しんざとむや |
| 生年月日 | 19110630 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字浜 |
| 記録日 | 19810330 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T18A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | キジムナー,蛸,家を焼く,報復 |
| 梗概(こうがい) | ある人がキジムナーと友達になり、夏も冬も毎日海に連れて行かされた。キジムナーと友達になるといつも大漁だった。でもキジムナーは蛸が苦手だった。それで蛸は取っても自分には見せるなと言って、その人に全部あげた。その人は雨の日も風の日も毎日休むことなく誘われたので、とうとう我慢ができなくなって、ある日、キジムナーが留守のときにその棲家を焼き払ってしまった。キジムナーは「もうここには棲めない」と言って那覇に移り、豚市場のユーア城の木の上に棲むようになった。丁度そこへ、友達の漁師が豚を売りに来て、「私は毎晩毎晩キジムナーに漁に誘われたので、仕方なくその家を焼いてしまった。キジムナーはどこへ行ったのだろう」と言うと、これを聞いていたキジムナーは、「お前が私の家を焼いたんだな。見ておれよ」と言う。漁師が家へ帰ってみると、家は焼かれていた。このようにしてキジムナーは恨みを晴らした。 |
| 全体の記録時間数 | 2:53 |
| 物語の時間数 | 2:32 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |