化け猫女房(方言)

概要

猫が人間に化けてあるお爺さんのところへやって来た。その爺は猫と夫婦になり、二人の男の子が生まれた。子供たちは母親が天井に上って鼠を食っているのを見て猫だということに気付き、父親に告げる。父親は子供たちにザルいっぱいの魚を買って来させて、妻の猫にその魚を与えて家から追い出す。父親がその後をつけて行くと、妻はガマの中に入って行った。ガマの中から、「私は人間と一緒になって子供を作ってきた。だけど追い出されたのでいつかその人を噛み殺してやる」という声がし、猫の大将が、「人間は賢いからそう簡単には殺せない。その爺が『高鳴きするなよ、青鳴きするなよ。高鳴き、大鳴きしたらヤガサク、ナガヤマのアダンの俣に首掛けて、北風が吹いたら南のアダンの俣でコッコロコッコロ(ゴツンゴツンと頭を叩く仕種)、はあ、恐ろしいものだ』と唱えると猫には人間の命を取ることはできない」という声が聞こえる。それで猫がやって来て高鳴きしたので、爺は洞窟で大将猫が話していたように、鍋のわら蓋を門のところに置き、「高鳴きするなよ・・・・」と唱えたので、猫はその爺の命を取ることはできなかった。

再生時間:4:08

民話詳細DATA

レコード番号 47O230479
CD番号 47O23C025
決定題名 化け猫女房(方言)
話者がつけた題名 猫化け
話者名 新里ムヤ
話者名かな しんざとむや
生年月日 19110630
性別
出身地 沖縄県粟国村字浜
記録日 19810330
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T18A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 粟国島の民話P216
キーワード 化け猫,子供,高鳴き,松の木
梗概(こうがい) 猫が人間に化けてあるお爺さんのところへやって来た。その爺は猫と夫婦になり、二人の男の子が生まれた。子供たちは母親が天井に上って鼠を食っているのを見て猫だということに気付き、父親に告げる。父親は子供たちにザルいっぱいの魚を買って来させて、妻の猫にその魚を与えて家から追い出す。父親がその後をつけて行くと、妻はガマの中に入って行った。ガマの中から、「私は人間と一緒になって子供を作ってきた。だけど追い出されたのでいつかその人を噛み殺してやる」という声がし、猫の大将が、「人間は賢いからそう簡単には殺せない。その爺が『高鳴きするなよ、青鳴きするなよ。高鳴き、大鳴きしたらヤガサク、ナガヤマのアダンの俣に首掛けて、北風が吹いたら南のアダンの俣でコッコロコッコロ(ゴツンゴツンと頭を叩く仕種)、はあ、恐ろしいものだ』と唱えると猫には人間の命を取ることはできない」という声が聞こえる。それで猫がやって来て高鳴きしたので、爺は洞窟で大将猫が話していたように、鍋のわら蓋を門のところに置き、「高鳴きするなよ・・・・」と唱えたので、猫はその爺の命を取ることはできなかった。
全体の記録時間数 4:20
物語の時間数 4:08
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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