男の子は母親が潮水を汲んで来なさいと言うと水を汲み、水を汲んで来なさいと言うと潮水を汲んで来た。そのように親不孝だった。その親が年取って死にそうになった。この子は自分が死んでも順調な埋葬はしないはずと思って、母親は「自分が死んだら川原の端に葬ってくれ」と遺言する。男の子は、母親が生きている間は親不孝ばかりしていたので、せめて死んで後は親孝行をしようと、遺言のとおり川原の側に死骸を埋めた。すると雨風が吹いて死骸は流されてなくなった。それで男の子はガークガクーと鳴き、とうとう蛙になった。
| レコード番号 | 47O230478 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C025 |
| 決定題名 | 蛙の親不孝(方言) |
| 話者がつけた題名 | 雨蛙不孝 |
| 話者名 | 新里ムヤ |
| 話者名かな | しんざとむや |
| 生年月日 | 19110630 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字浜 |
| 記録日 | 19810330 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T18A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P243 |
| キーワード | 潮水,水,親の遺言,川原,蛙 |
| 梗概(こうがい) | 男の子は母親が潮水を汲んで来なさいと言うと水を汲み、水を汲んで来なさいと言うと潮水を汲んで来た。そのように親不孝だった。その親が年取って死にそうになった。この子は自分が死んでも順調な埋葬はしないはずと思って、母親は「自分が死んだら川原の端に葬ってくれ」と遺言する。男の子は、母親が生きている間は親不孝ばかりしていたので、せめて死んで後は親孝行をしようと、遺言のとおり川原の側に死骸を埋めた。すると雨風が吹いて死骸は流されてなくなった。それで男の子はガークガクーと鳴き、とうとう蛙になった。 |
| 全体の記録時間数 | 2:08 |
| 物語の時間数 | 1:35 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |