昔、浜部落に知念カミティクトという人がいた。この人が夜中にイカ釣りに西の海に行った。漁を終え、家に帰ろうとサバニを浜辺につけると、その近くに墓があって、上と下の墓とで歌勝負をしていた。この人も歌が上手だったので、下のお墓が負けそうになったから、引き取って自分で歌をうたった。そうしているうちに下の方が負けた。知念カミティクトは家に帰って寝ていたが、下の方の墓の幽霊たちは、知念カミティクトを呼んで来ないことには負けてしまうと言って、知念カミティクトは後生に連れて行かれ、死んでしまった。お墓の前に三味線を飾ってあった。それを盗もうとする人がいて、三味線を家に持ち帰るが、三味線はいつの間にかお墓に戻っていたそうだ。
| レコード番号 | 47O230460 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C024 |
| 決定題名 | 後生三味線 知念カミティクト(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 豊村幸徳 |
| 話者名かな | とよむらこうとく |
| 生年月日 | 19060805 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字東 |
| 記録日 | 19770326 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T17A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話、 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 知念カミティク,歌勝負,後生,三味線 |
| 梗概(こうがい) | 昔、浜部落に知念カミティクトという人がいた。この人が夜中にイカ釣りに西の海に行った。漁を終え、家に帰ろうとサバニを浜辺につけると、その近くに墓があって、上と下の墓とで歌勝負をしていた。この人も歌が上手だったので、下のお墓が負けそうになったから、引き取って自分で歌をうたった。そうしているうちに下の方が負けた。知念カミティクトは家に帰って寝ていたが、下の方の墓の幽霊たちは、知念カミティクトを呼んで来ないことには負けてしまうと言って、知念カミティクトは後生に連れて行かれ、死んでしまった。お墓の前に三味線を飾ってあった。それを盗もうとする人がいて、三味線を家に持ち帰るが、三味線はいつの間にかお墓に戻っていたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:46 |
| 物語の時間数 | 3:16 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |