天人女房 銘苅子(方言)

概要

昔、銘苅川に天女が降りてきて羽衣を木に掛け、水浴びをしていた。通りすがりの若者がこれを見て、この人は大変美しいので妻にしようと思い、その衣装を隠した。天女は水から上がり、衣装がないものだから仕方なく若者についていってその男の妻になった。子供も二人できた。上の子が下の子をお守りしながら子守唄を歌った。「よーいよーい泣くなよ。アンマー(お母さんの)飛び衣装は八俣の蔵の中に入っているよ」と。母親はこれを聞きつけて蔵の中の飛び衣装を見付け、それを着て天に上がろうとする。最初は子供たち二人を抱えて飛ぼうとするけれども飛ぶことができず、仕方なく、「夏の雨はお母さんの涙と思いなさい」と涙を流しながら言い残して自分一人だけ飛びたった。子供たちは母親の遺言どおり、男の子は按司になり、女の子は祝女になった。男の子は後々、奥間親方になったという。

再生時間:4:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O230457
CD番号 47O23C024
決定題名 天人女房 銘苅子(方言)
話者がつけた題名
話者名 豊村幸徳
話者名かな とよむらこうとく
生年月日 19060805
性別
出身地 沖縄県粟国村字東
記録日 19770326
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T17A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 芝居で見た。
文字化資料
キーワード 天女,羽衣,子守唄,昇天,按司,祝女
梗概(こうがい) 昔、銘苅川に天女が降りてきて羽衣を木に掛け、水浴びをしていた。通りすがりの若者がこれを見て、この人は大変美しいので妻にしようと思い、その衣装を隠した。天女は水から上がり、衣装がないものだから仕方なく若者についていってその男の妻になった。子供も二人できた。上の子が下の子をお守りしながら子守唄を歌った。「よーいよーい泣くなよ。アンマー(お母さんの)飛び衣装は八俣の蔵の中に入っているよ」と。母親はこれを聞きつけて蔵の中の飛び衣装を見付け、それを着て天に上がろうとする。最初は子供たち二人を抱えて飛ぼうとするけれども飛ぶことができず、仕方なく、「夏の雨はお母さんの涙と思いなさい」と涙を流しながら言い残して自分一人だけ飛びたった。子供たちは母親の遺言どおり、男の子は按司になり、女の子は祝女になった。男の子は後々、奥間親方になったという。
全体の記録時間数 5:18
物語の時間数 4:54
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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