ある所に若い夫婦がいた。妻は太陽の光を受けて身ごもった。村の偉い人たちがその妻にお辞儀をするので、妻は「どうして偉い皆さんが私にお辞儀をするのですか」と言うと、「あんたに対してではない。あんたのお腹の子は大変偉い人、チュングンが生まれるから大切にしなさいよ」と言う。夫がそのことをきいて、「私の妻は妊娠していて、チュングンが生まれる」と喜び、みんなに威張って、世間の人たちに吹聴して回った。やがて月が満ちて子供が生まれると、村の人たちはもうお辞儀をしなくなった。妻が、どうしてお辞儀をしないかときくと、「もう、用がなくなった。チュングンは逃げてしまったよ」と言う。夫が威張り過ぎたので子供は普通の人間になった。
| レコード番号 | 47O230456 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C024 |
| 決定題名 | チュングンの話(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 豊村幸徳 |
| 話者名かな | とよむらこうとく |
| 生年月日 | 19060805 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字東 |
| 記録日 | 19770326 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T17A05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 若夫婦,太陽の光,受胎 |
| 梗概(こうがい) | ある所に若い夫婦がいた。妻は太陽の光を受けて身ごもった。村の偉い人たちがその妻にお辞儀をするので、妻は「どうして偉い皆さんが私にお辞儀をするのですか」と言うと、「あんたに対してではない。あんたのお腹の子は大変偉い人、チュングンが生まれるから大切にしなさいよ」と言う。夫がそのことをきいて、「私の妻は妊娠していて、チュングンが生まれる」と喜び、みんなに威張って、世間の人たちに吹聴して回った。やがて月が満ちて子供が生まれると、村の人たちはもうお辞儀をしなくなった。妻が、どうしてお辞儀をしないかときくと、「もう、用がなくなった。チュングンは逃げてしまったよ」と言う。夫が威張り過ぎたので子供は普通の人間になった。 |
| 全体の記録時間数 | 4:15 |
| 物語の時間数 | 3:38 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |