モーイは成長し、親は総理大臣のような偉い役人(執政三司官・表十五人)になったが、そのとき鹿児島から沖縄に三つの難題が寄せられた。一つは木の元末、二つは恩納岳御用、三つは灰縄御用だった。お城では役人たちが集まって吟味するが解けない。そこでモーイに聞くと、「皆さんはそれくらいも解けないのか。私に人夫を貸してくれ」と言って、その人夫に木を運ばせ、それを池(リングムイ)に投げ入れると根の方が沈んだ。また灰縄については、縄を燃やして灰縄を作った。恩納岳については、「それを取るへらと運ぶ船を持って来なさい」と言って解決した。鹿児島は引き下がった。それで沖縄の税金も免除になったという。
| レコード番号 | 47O230449 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C023 |
| 決定題名 | モーイ親方 難題(方言) |
| 話者がつけた題名 | モーイ親方 殿様の難題 |
| 話者名 | 豊村幸徳 |
| 話者名かな | とよむらこうとく |
| 生年月日 | 19060805 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字東 |
| 記録日 | 19770325 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T16B09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P260 |
| キーワード | モーイ,鹿児島,三つの難題 |
| 梗概(こうがい) | モーイは成長し、親は総理大臣のような偉い役人(執政三司官・表十五人)になったが、そのとき鹿児島から沖縄に三つの難題が寄せられた。一つは木の元末、二つは恩納岳御用、三つは灰縄御用だった。お城では役人たちが集まって吟味するが解けない。そこでモーイに聞くと、「皆さんはそれくらいも解けないのか。私に人夫を貸してくれ」と言って、その人夫に木を運ばせ、それを池(リングムイ)に投げ入れると根の方が沈んだ。また灰縄については、縄を燃やして灰縄を作った。恩納岳については、「それを取るへらと運ぶ船を持って来なさい」と言って解決した。鹿児島は引き下がった。それで沖縄の税金も免除になったという。 |
| 全体の記録時間数 | 4:06 |
| 物語の時間数 | 3:54 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |