昔、番所時分に上部落のイソーチジという家に美人の娘がいた。番所の役人がやって来て、娘をくれと言うが、娘は断わる。何度申し込んでもイヤと言う。ある日、娘がイソージという岩場で一人で潮干狩りをしていると、役人がやって来て執拗に迫る。それでも娘が断わると、娘の目と鼻を切ってしまった。娘は家に帰ることもできず洞窟で暮らすようになった。弟が連れ帰ろうとするが、このような姿では帰れないと言う。そのうちに、その役人がサバニ(小舟)で渡名喜村に渡ることを知って、娘は天に向かって、サバニをひっくり返し、男を死なせてくださいと祈る。すると海が荒れ、小舟は沈んで役人は死んだ。それ以来、娘のイタイソージで目と鼻のことを話すと海が荒れるという。
| レコード番号 | 47O230432 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C022 |
| 決定題名 | イソージの話(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 末吉達幸 |
| 話者名かな | すえよしたつゆき |
| 生年月日 | 19050504 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字浜 |
| 記録日 | 19770327 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T15B14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P417 |
| キーワード | 美人,鼻そぎ,役人,舟の転覆 |
| 梗概(こうがい) | 昔、番所時分に上部落のイソーチジという家に美人の娘がいた。番所の役人がやって来て、娘をくれと言うが、娘は断わる。何度申し込んでもイヤと言う。ある日、娘がイソージという岩場で一人で潮干狩りをしていると、役人がやって来て執拗に迫る。それでも娘が断わると、娘の目と鼻を切ってしまった。娘は家に帰ることもできず洞窟で暮らすようになった。弟が連れ帰ろうとするが、このような姿では帰れないと言う。そのうちに、その役人がサバニ(小舟)で渡名喜村に渡ることを知って、娘は天に向かって、サバニをひっくり返し、男を死なせてくださいと祈る。すると海が荒れ、小舟は沈んで役人は死んだ。それ以来、娘のイタイソージで目と鼻のことを話すと海が荒れるという。 |
| 全体の記録時間数 | 3:06 |
| 物語の時間数 | 2:54 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |