その船は唐に漂着し、乗組員四人は唐の野蛮の国に連れて行かれ、一人は小舟でそのあたりを漂流していた。するとそこに水汲みの女が現れて(その人は実は神様だった)、「あんたは向こうへ行っても向こうの物は何も食べるなよ」と言った。二、三日その辺をさまよっていると、亀がやって来て「那覇へ連れて行く」と言う。それでその人が四人のところへ(別れのあいさつに)行くと、四人は牛になって涙を流していた。「沖縄に帰ったら親兄弟に話すから、もう仕方がないので諦めて暮らしなさいよ」と言ったそうだ。そしてその人は亀に乗せられて沖縄までやって来た。沖縄まで来たので豚の頭を買ってきて亀に与えると、亀は二度振り返って帰っていったそうだ。
| レコード番号 | 47O230411 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C021 |
| 決定題名 | 牛になった船乗り(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊佐カマダ |
| 話者名かな | いさかまだ |
| 生年月日 | 18970121 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字浜 |
| 記録日 | 19770326 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T15A18 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P444 |
| キーワード | 亀,難破,野蛮の国,牛,豚の頭 |
| 梗概(こうがい) | その船は唐に漂着し、乗組員四人は唐の野蛮の国に連れて行かれ、一人は小舟でそのあたりを漂流していた。するとそこに水汲みの女が現れて(その人は実は神様だった)、「あんたは向こうへ行っても向こうの物は何も食べるなよ」と言った。二、三日その辺をさまよっていると、亀がやって来て「那覇へ連れて行く」と言う。それでその人が四人のところへ(別れのあいさつに)行くと、四人は牛になって涙を流していた。「沖縄に帰ったら親兄弟に話すから、もう仕方がないので諦めて暮らしなさいよ」と言ったそうだ。そしてその人は亀に乗せられて沖縄までやって来た。沖縄まで来たので豚の頭を買ってきて亀に与えると、亀は二度振り返って帰っていったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:28 |
| 物語の時間数 | 1:59 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |