上(上部落)の人がキジムナーと友達になり、そのキジムナーに連れられ、漁へ出て魚をたくさんとって来た。この人は毎日出たので疲れてしまって、これではいけない、どうにかしないといけないと思った。キジムナーには目くらの子供がいた。キジムナーがよそへ行っている間に、その目くらの子供にアクター(ぼろきれ)などを被せて焼き殺してしまった。その人がそうしたとは知らないキジムナーは、「子供も亡くなったので、私は那覇に渡る」といい、那覇へ行ってユアー城の木の所に住んだ。(しばらくして)その人も豚を売りにと旅に出て、途中、豚を止めて休んでいた。そこでその人は、親戚か誰かと話していた。「お前はキジムナーと友達になって魚もたくさん取れたというのに、どうしてお前は逃れてきたのか」ときくと、「漁が毎日続いたため、目くらの子を焼き殺した。キジムナーは、ここには住めないといって飛んでいったが、どこに行ったのかわからない」といった。その時、そのキジムナーはその近くにいて、二人の話を聞いてしまった。今度は反対に、その漁師が留守の間に、家とともに子供たちも焼き殺されてしまったという。
| レコード番号 | 47O230374 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C019 |
| 決定題名 | キジムナー 魚取り 報復(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那カメ |
| 話者名かな | よなかめ |
| 生年月日 | 19000508 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村浜 |
| 記録日 | 19760820 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T13B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 漁,子供焼き殺し,報復 |
| 梗概(こうがい) | 上(上部落)の人がキジムナーと友達になり、そのキジムナーに連れられ、漁へ出て魚をたくさんとって来た。この人は毎日出たので疲れてしまって、これではいけない、どうにかしないといけないと思った。キジムナーには目くらの子供がいた。キジムナーがよそへ行っている間に、その目くらの子供にアクター(ぼろきれ)などを被せて焼き殺してしまった。その人がそうしたとは知らないキジムナーは、「子供も亡くなったので、私は那覇に渡る」といい、那覇へ行ってユアー城の木の所に住んだ。(しばらくして)その人も豚を売りにと旅に出て、途中、豚を止めて休んでいた。そこでその人は、親戚か誰かと話していた。「お前はキジムナーと友達になって魚もたくさん取れたというのに、どうしてお前は逃れてきたのか」ときくと、「漁が毎日続いたため、目くらの子を焼き殺した。キジムナーは、ここには住めないといって飛んでいったが、どこに行ったのかわからない」といった。その時、そのキジムナーはその近くにいて、二人の話を聞いてしまった。今度は反対に、その漁師が留守の間に、家とともに子供たちも焼き殺されてしまったという。 |
| 全体の記録時間数 | 3:15 |
| 物語の時間数 | 3:04 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |