猿の生肝(共通語)

概要

龍宮の王様が病気になった。どうしたらよくなるだろうかとみんなで話し合った結果、誰がいったか知らないが、陸の猿の生肝を取ってあげたら、王様の病気はすぐ治るんだということになった。では誰が猿の生肝を取りに陸まで行くかということになった。それなら亀がいいということになり、亀が行くことになった。(亀が)陸に近づいたとき、猿が木に登って実を食べるところだった。亀が猿に、「その木の実より、私の行くところにはもっと美味しいものがあるから行こうじゃないか」といった。猿は行くといい、亀の背中に乗って海に出た。海に行く途中タコが出てきた。タコは猿に、「お前の生肝を取るために龍宮に連れて行くんだよ」と話してしまった。猿は知恵があるので、「そうですか。私の生肝はあの木の上に置いてあるんだよ。もう一度戻って取ってこよう」といったので、亀は嘘だということを知らずに陸に戻って行った。陸に着くと猿の仲間たちが集まって、みんなで亀をさんざんいじめた。亀の背中とか胸の亀裂はその結果である。亀は龍宮に帰り、タコが猿に告げてしまったので、猿の生肝を持って帰ることができなかったことを話した。タコは龍宮に呼ばれ、足を八つに切られてしまったということである。

再生時間:2:45

民話詳細DATA

レコード番号 47O230358
CD番号 47O23C018 
決定題名 猿の生肝(共通語)
話者がつけた題名
話者名 伊良皆寛
話者名かな いらみなひろし
生年月日 19080604
性別
出身地 沖縄県粟国村浜
記録日 19760820
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T13A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 粟国島の民話p.246
キーワード 龍宮,猿の肝,亀の甲羅
梗概(こうがい) 龍宮の王様が病気になった。どうしたらよくなるだろうかとみんなで話し合った結果、誰がいったか知らないが、陸の猿の生肝を取ってあげたら、王様の病気はすぐ治るんだということになった。では誰が猿の生肝を取りに陸まで行くかということになった。それなら亀がいいということになり、亀が行くことになった。(亀が)陸に近づいたとき、猿が木に登って実を食べるところだった。亀が猿に、「その木の実より、私の行くところにはもっと美味しいものがあるから行こうじゃないか」といった。猿は行くといい、亀の背中に乗って海に出た。海に行く途中タコが出てきた。タコは猿に、「お前の生肝を取るために龍宮に連れて行くんだよ」と話してしまった。猿は知恵があるので、「そうですか。私の生肝はあの木の上に置いてあるんだよ。もう一度戻って取ってこよう」といったので、亀は嘘だということを知らずに陸に戻って行った。陸に着くと猿の仲間たちが集まって、みんなで亀をさんざんいじめた。亀の背中とか胸の亀裂はその結果である。亀は龍宮に帰り、タコが猿に告げてしまったので、猿の生肝を持って帰ることができなかったことを話した。タコは龍宮に呼ばれ、足を八つに切られてしまったということである。
全体の記録時間数 3:05
物語の時間数 2:45
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP