アコウの木の下に住んでいた。鍋を貸してくれといって借りに来た。貸したらお礼にといって虫の煮物を入れて返しにきたりした。凪の日、嵐の日も海に行こうと誘いに来たキジムナーは、タコが苦手である。好物はヤチマタである。人間はタコが好きで、キジムナーはタコが嫌いなので、タコを見つけるとすぐおじいさんに知らせていた。そのためにおじいさんはいつも大漁であった。おじいさんは毎日毎日なので、しまいには飽きてしまった。親のキジムナーがいつものように誘いに来たが、おじいさんはいろいろと言い訳をし、キジムナーだけを漁に行かせた。その隙にキジムナーの家を焼き払ってしまった。キジムナーにはめくらの子供がいた。その子供も焼かれたので、キジムナーはそこには住めないとどこかに行った。昔、粟国では豚を飼ってもここでは売ることが出来なかった。そのため那覇に出て行き売ることにした。キジムナーはユーマー城というところのアコー木に住んでいた。たまたま豚を売るところとキジムナーが住んでいるところが同じ場所であった。人間はそのことは知らなかった。友達に会ったら、友達があんなに仲の良かったキジムナーとどのように別れたかと聞いた。おじいさんはキジムナーの住んでいた所を焼いたことを話した。その話をキジムナーが聞いてしまった。おじいさんが帰ってみると、家や家族もみんな焼かれていた。
| レコード番号 | 47O230312 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C016 |
| 決定題名 | キジムナー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 小嶺テル |
| 話者名かな | こみねてる |
| 生年月日 | 19151117 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村字東674番地 |
| 記録日 | 19760818 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T11A13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 大漁,蛸,棲家焼き払い,報復 |
| 梗概(こうがい) | アコウの木の下に住んでいた。鍋を貸してくれといって借りに来た。貸したらお礼にといって虫の煮物を入れて返しにきたりした。凪の日、嵐の日も海に行こうと誘いに来たキジムナーは、タコが苦手である。好物はヤチマタである。人間はタコが好きで、キジムナーはタコが嫌いなので、タコを見つけるとすぐおじいさんに知らせていた。そのためにおじいさんはいつも大漁であった。おじいさんは毎日毎日なので、しまいには飽きてしまった。親のキジムナーがいつものように誘いに来たが、おじいさんはいろいろと言い訳をし、キジムナーだけを漁に行かせた。その隙にキジムナーの家を焼き払ってしまった。キジムナーにはめくらの子供がいた。その子供も焼かれたので、キジムナーはそこには住めないとどこかに行った。昔、粟国では豚を飼ってもここでは売ることが出来なかった。そのため那覇に出て行き売ることにした。キジムナーはユーマー城というところのアコー木に住んでいた。たまたま豚を売るところとキジムナーが住んでいるところが同じ場所であった。人間はそのことは知らなかった。友達に会ったら、友達があんなに仲の良かったキジムナーとどのように別れたかと聞いた。おじいさんはキジムナーの住んでいた所を焼いたことを話した。その話をキジムナーが聞いてしまった。おじいさんが帰ってみると、家や家族もみんな焼かれていた。 |
| 全体の記録時間数 | 8:50 |
| 物語の時間数 | 7:50 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |