勢理客門中(方言)

概要

舟に乗ってきたが嵐が来たので、あっちに舟を着けた。波がゆれて岸に轟々当たったが、「私の舟は板を七枚重ね、鉄も七重に重ねて作られているので大丈夫」といった。勢理客の親は粟の俵を出して、粟をつついておかゆを作り、桶に入れていってみんなにくれた。また、アカヒジャーオヤフジは、「みな泥棒がいい。何日には陸に上がるから勢理客の門に印をつけておきなさい」といった。そうこうするうちにアカヒジャーオヤフジはウイミー(折目)に入ったから、クシデージルというニーでチリシティの拝みシリンナギタクトゥ、あの西砂島の西から欠けて舟は全部壊して仲間はみんないなくなった。クイゼーぐゎーだけが膝を折られたが助かって、村の人たちはこの男を殺そうとしたが、殺さないで逃がした。話を聞かすともう戦には来ないからと。そしてずっと前の方に大和井があるが、そこにこのクイゼーぐゎを連れてきて、ご飯は多分運んでくれた。この人が作った歌が「粟国照る島やフルムヌヤアラン、童口チチネー神の栄ぐに、といってこの人が作ったそうだ。そして、今度はまたおぶって舟に乗せていくと、その人が「勢理客の門中、栄えなさいよ」といったという話。

再生時間:2:30

民話詳細DATA

レコード番号 47O230220
CD番号 47O23C013 
決定題名 勢理客門中(方言)
話者がつけた題名
話者名 与那嶺ヒロ
話者名かな よなみねひろ
生年月日 19071001
性別
出身地 沖縄県那覇市久米
記録日 19760818
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T09A12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 整理客門中
梗概(こうがい) 舟に乗ってきたが嵐が来たので、あっちに舟を着けた。波がゆれて岸に轟々当たったが、「私の舟は板を七枚重ね、鉄も七重に重ねて作られているので大丈夫」といった。勢理客の親は粟の俵を出して、粟をつついておかゆを作り、桶に入れていってみんなにくれた。また、アカヒジャーオヤフジは、「みな泥棒がいい。何日には陸に上がるから勢理客の門に印をつけておきなさい」といった。そうこうするうちにアカヒジャーオヤフジはウイミー(折目)に入ったから、クシデージルというニーでチリシティの拝みシリンナギタクトゥ、あの西砂島の西から欠けて舟は全部壊して仲間はみんないなくなった。クイゼーぐゎーだけが膝を折られたが助かって、村の人たちはこの男を殺そうとしたが、殺さないで逃がした。話を聞かすともう戦には来ないからと。そしてずっと前の方に大和井があるが、そこにこのクイゼーぐゎを連れてきて、ご飯は多分運んでくれた。この人が作った歌が「粟国照る島やフルムヌヤアラン、童口チチネー神の栄ぐに、といってこの人が作ったそうだ。そして、今度はまたおぶって舟に乗せていくと、その人が「勢理客の門中、栄えなさいよ」といったという話。
全体の記録時間数 2:39
物語の時間数 2:30
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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