オランダーが大和井というところに来たので、前城タンメーと小嶺タンメーの二人はオランダーを陸に上がらせないように島を守った。二人は大和井の近くにあるミーフギヤー石(穴あき石)の穴に石を投げて通して見せたので、オランダーは粟国には大変な武士がいるといって、驚いて那覇に逃げた。それから、二人は那覇に粟、唐黍などの上納品を届けることになった。二人が首里の王城に上納品を収めると、王は二人に一升から二升も入るすり鉢に酒を注いで飲ませた。二人が酒を飲んで王城を出ようと門まで来ると、門には、どうせ二人は酒を飲んで帰れないはずだから、とチヌブ(竹編みで茅葺屋根の茅が飛ばされないように、上から押さえつけるもの)が門の前に立てられていた。前城タンメーはチブヌを越えることができたが、小嶺タンメーが跳び越せないので、前城は戻っていって手助けをした。それで小嶺タンメーも無事チヌブを越すことができた。王は、あんなに酒を飲んでもチヌブを飛び越えて家に帰ったので、大した武士だと感心した。
| レコード番号 | 47O230180 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C011 |
| 決定題名 | 前城タンメーと小嶺タンメー(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 新里正清 |
| 話者名かな | しんざとまさきよ |
| 生年月日 | 19020812 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村西 |
| 記録日 | 19760817 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T08A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 大力者,タンメー二人 |
| 梗概(こうがい) | オランダーが大和井というところに来たので、前城タンメーと小嶺タンメーの二人はオランダーを陸に上がらせないように島を守った。二人は大和井の近くにあるミーフギヤー石(穴あき石)の穴に石を投げて通して見せたので、オランダーは粟国には大変な武士がいるといって、驚いて那覇に逃げた。それから、二人は那覇に粟、唐黍などの上納品を届けることになった。二人が首里の王城に上納品を収めると、王は二人に一升から二升も入るすり鉢に酒を注いで飲ませた。二人が酒を飲んで王城を出ようと門まで来ると、門には、どうせ二人は酒を飲んで帰れないはずだから、とチヌブ(竹編みで茅葺屋根の茅が飛ばされないように、上から押さえつけるもの)が門の前に立てられていた。前城タンメーはチブヌを越えることができたが、小嶺タンメーが跳び越せないので、前城は戻っていって手助けをした。それで小嶺タンメーも無事チヌブを越すことができた。王は、あんなに酒を飲んでもチヌブを飛び越えて家に帰ったので、大した武士だと感心した。 |
| 全体の記録時間数 | 5:53 |
| 物語の時間数 | 5:37 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |