昔は人が死んだら食べていた。何も食べるものがなくてひもじいから、人が死んだら食べた。遠い親戚には肉を炊いて上げて近い親戚には骨を炊いてお汁を飲んで暮らした。島で議会があった時、「どうしてそんなことをするか。悲しくはないか」ときくと、「悲しい。でも食べ物がないから仕方なく食べているのだ」と答えた。「そうか、それなら支那から豚を送るから、人が死んだら墓に入れて葬式をし、その代わり豚を食べなさい」といって、それから沖縄では葬式の時、豚を殺し焼香するようになった。
| レコード番号 | 47O230146 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C009 |
| 決定題名 | 豚食いの始まり(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 豚食のはじまり |
| 話者名 | 棚原オト |
| 話者名かな | たなはらおと |
| 生年月日 | 19080805 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村西 |
| 記録日 | 19760817 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T06A11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P297 |
| キーワード | 人肉から豚肉へ |
| 梗概(こうがい) | 昔は人が死んだら食べていた。何も食べるものがなくてひもじいから、人が死んだら食べた。遠い親戚には肉を炊いて上げて近い親戚には骨を炊いてお汁を飲んで暮らした。島で議会があった時、「どうしてそんなことをするか。悲しくはないか」ときくと、「悲しい。でも食べ物がないから仕方なく食べているのだ」と答えた。「そうか、それなら支那から豚を送るから、人が死んだら墓に入れて葬式をし、その代わり豚を食べなさい」といって、それから沖縄では葬式の時、豚を殺し焼香するようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 2:15 |
| 物語の時間数 | 1:33 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |