粟国村の始まり(共通語)

概要

粟国村の始まりは、天から国造りをさせるため二人の兄妹を降ろした。その兄妹が、ここでは生きていけないから天に戻してくれと頼んだが、神様はいや、あなた方はここにいて島を広げなさい、という。どうやって島を広げるのかときくと、「男は上に住み、女の人は下に住み、そうして子供を作って島を造りなさい」といった。子供ができて大きくなったら、父親が娘と結婚し、この娘にも子供を作って大きくし、国を造ってどんどん数が多くなっていった。ここにはキジムナーがいるからここには住めないというと、神様がユタを降ろして物あかしをさせた。キジムナーが一年は許してください、二年は許してください、と人に謝って悪さをしなくなり、自分の家にいなさいといって隠れさせ、薪に火をつけてみんな焼き殺した。そしてユタが天に向かってキジムナーを退治したから天に帰してくださいといったが、お前はここで暮らしなさいといって悪い人の厄を払って暮らし、こうして、一軒、二軒とだんだん増えていき、海の水位が下がり島が大きくなった。

再生時間:5:07

民話詳細DATA

レコード番号 47O230145
CD番号 47O23C009 
決定題名 粟国村の始まり(共通語)
話者がつけた題名 兄妹始祖伝説
話者名 棚原オト
話者名かな たなはらおと
生年月日 19080805
性別
出身地 沖縄県粟国村西
記録日 19760817
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T06A10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 粟国島の民話P288
キーワード 国造り,兄妹,キジムナー,
梗概(こうがい) 粟国村の始まりは、天から国造りをさせるため二人の兄妹を降ろした。その兄妹が、ここでは生きていけないから天に戻してくれと頼んだが、神様はいや、あなた方はここにいて島を広げなさい、という。どうやって島を広げるのかときくと、「男は上に住み、女の人は下に住み、そうして子供を作って島を造りなさい」といった。子供ができて大きくなったら、父親が娘と結婚し、この娘にも子供を作って大きくし、国を造ってどんどん数が多くなっていった。ここにはキジムナーがいるからここには住めないというと、神様がユタを降ろして物あかしをさせた。キジムナーが一年は許してください、二年は許してください、と人に謝って悪さをしなくなり、自分の家にいなさいといって隠れさせ、薪に火をつけてみんな焼き殺した。そしてユタが天に向かってキジムナーを退治したから天に帰してくださいといったが、お前はここで暮らしなさいといって悪い人の厄を払って暮らし、こうして、一軒、二軒とだんだん増えていき、海の水位が下がり島が大きくなった。
全体の記録時間数 6:05
物語の時間数 5:07
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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